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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人がつくった物   ミスターカービィ

 モグラは1日に50匹もミミズを食べ、1日なにも食べないと息絶える。ミミズを大量に食べるモグラの食生活をシャベルに似た前あしが支えている。モグラの手は、土を掘ることしか出来ない。一方、人間の生活を象徴するのは、ぼく達人間にそなわった手だ。人間の手によって、自然のものに働きかけ、それを意図的に多種多様な道具を作り出すことに成功した。人間とモグラの違いは意識的に創作した道具を持つか否かである。
 新幹線500系をご存知だろうか。500系は、バスや飛行機の攻勢で、山陽新幹線の不振にあえぐJR西日本の切り札として、1996年に登場し、最高時速は300kmで、大人気となった列車だ。その500系の顔(先頭)の部分は、まるで鳥の嘴のようにピンとしている。コンピューターで調べたところ500系の顔は、カワセミというとても素早い鳥をモデルにしていることを知った。カワセミは、嘴で空気抵抗を遮るため素早く動ける。500系も同じつくりだ。
 飛行機も鳥をモデルにしている。飛行機は、鳥と同じで翼でバランスを取りながら、滑空している。流れが速い上の空気は翼を押す力、圧力が弱く、下を遅く流れる空気は強いのだ。翼を挟んで上と下の空気が押し合った結果、下を流れる空気の圧力の方が強いので、飛行機は浮き上がることが出来る。
 このように、ぼく達の身の回りには、工夫を凝らしてつくられた物が沢山ある。 
 ぼくは、工作が得意だ。この文のように工作は、手を使ってすることだ。運動が得意な人は、あまり手を使わない。ぼくや工作が好きな人は、人間に近づいてっているのだ。
 ぼくは、この話を読んで、ぼくたちは、自然を元にして、つくられた物に支えられている、と分かった。  

   講評   ita

 モグラは1日に50匹もミミズを食べ、1日なにも食べないと息絶える。ミミズを大量に食べるモグラの食生活をシャベルに似た前あしが支えている。モグラの手は、土を掘ることしか出来ない。一方、人間の生活を象徴するのは、ぼく達人間にそなわった手だ。人間の手によって、自然のものに働きかけ、それを意図的に多種多様な道具を作り出すことに成功した。人間とモグラの違いは意識的に創作した道具を持つか否かである。
 新幹線500系をご存知だろうか。500系は、バスや飛行機の攻勢で、山陽新幹線の不振にあえぐJR西日本の切り札として、1996年に登場し、最高時速は300kmで、大人気となった列車だ。その500系の顔(先頭)の部分は、まるで鳥の嘴のようにピンとしている。コンピューターで調べたところ500系の顔は、カワセミというとても素早い鳥をモデルにしていることを知った。カワセミは、嘴で空気抵抗を遮るため素早く動ける。500系も同じつくりだ。ぼくらが遠くに行くとき、何気なく乗っている新幹線に動物の体の仕組みを研究したのには、驚いた。
 飛行機も鳥をモデルにしている。飛行機は、鳥と同じで翼でバランスを取りながら、滑空している。流れが速い上の空気は翼を押す力、圧力が弱く、下を遅く流れる空気は強いのだ。翼を挟んで上と下の空気が押し合った結果、下を流れる空気の圧力の方が強いので、飛行機は浮き上がることが出来る。
 このように、ぼく達の身の回りには、工夫を凝らしてつくられた物が沢山ある。全て、人間が「速い乗り物を作り出したい。」「空を飛んでみたい」そういう気持ちが多くの研究者やエンジニアの気持ちを駆り立てて、一つになって新幹線や飛行機などの便利なものが発明されたのだ。
 全く新しいものを考え出し、役立つものを作り出すのは、人間の最も、得意とするものだ。布をまとった原始人が未来にタイムスリップして来たら、どんなに驚くことだろう。
 ぼくは、工作が得意だ。ぼくは、工作をするとき、頭と手を使って創意工夫して作品をつくり上げる。しかし、塀をよじ登ったり、地面の石を投げたりするいたずらな子どもは、原始的な手の使い方をする。まるで、野生のサルの習性を持ったいたずらっ子は、まさしく動物の単純な手を持っている、と考える。ぼくは、手と脳を使い新しいものを創意工夫する人間でいたい。それは、手と頭を使って先祖が代々創りだした文化を守っていきたいからだ。
 ぼくは、この話を読んで、ぼくたちは、自然の中に生き抜く動物の体の一部分を真似して、創造したものに支えられている、と分かった。
 ぼくの夢は、エンジニアになることだ。しかも、単なるエンジニアではない。友達の○○君と一緒に「○○株式会社」を設立し、子ども達が喜ぶゲームを造る気だ。そのために、ぼくは手と頭を鍛えている。  

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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