国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日4215 今日1340 合計61115
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   あせる気持ちをおさえて   おへふ

 いそぐ時には、少しくらい危険があっても、近道をとおりたくなる。けれどそれが失敗する原因になる。武士の矢馳の船ははやくとも急がばまわれ瀬田の長橋。この歌の中で「急がばまわれ」のことばだけがひろまっていき、ことわざとしていまものこっているんだ。この話を読んで、不思議に思ったのは、「急がばまわれ」の言葉は伝わってきたのにその言葉が入っていた、歌が伝わってない事です。
この前、宿題の漢字練習を早く終わらせたかったので、パパッときたなく終わらせたけど、後から見直してみると、直すところがたくさんありました。そのとき、私は二度手間だなぁと思いました。まるでその日の疲れがどん!と落ちてきたような気分でした。
 私はこの話を読んで、人は急いでいるときこそ、あせらずに普段と変わりなく、早くしたい!という気持ちをおさえたほうがいいと思います。なぜなら急いで、あせってしまい、失敗してしまうよりは、なにも問題なくできる方がいいからです。

   講評   sumomo

 「急がばまわれ」ということわざはよく耳にするし、知っていても、このことわざの元になった和歌のことはあまり知られていないのかもしれませんね。なんて、えらそうに言っている先生も、このお話を読むまでは知らなかったのです。ことわざだけが伝わって、元になった和歌があまり知られていないのは、このことわざがだけで、人の心にしっかり残るものだからではないでしょうか。まわりの説明がなくてもこと言葉だけで、ポイントをおさえることができているからでしょう。
 自分がこのことわざどおりの経験をしたこともよく説明できましたね。そのときの気持ちもたとえをつかって書けました。あーぁ、こんなことなら最初からきちんとやっておけばよかったなぁ、と後悔することはよくありますね。先生もそんな失敗をしょちゅうしています。ことわざの意味も身にしみてわかっているはずなのですから、これからは何事にもていねいに取り組みたいものですね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)