創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   遠回りは、安全道   マリクルラメラメ

 『急がば回れ』と、いうことわざがあります。意味は、物事を急いで行う時は多少時間がかかっても、安全で確実な手段をとった方が、結局ははやいということ。だそうです。
 最近こんなことが、ありました。私は今、指をケガしています。そのため、通院しています。車だと、病院まで5分でいけますが、歩いていくと20分かかります。この前、私は一人で歩いていきました。すぐ近くに川沿いの道がありそこを通るととてもはやいのですが、そこは怪しい変な人がよく出ます。静かで人があまり通りません。雑草も伸びて歩く道をせまくしています。だから、私は遠回りをしました。車が多くいろいろな人にすれちがうので安心して歩ける道です。
私はまだ変な人にあったことはありません。小学校では不審者にあってしまったときの逃げ方を教わりました。(聞いた話)私たちには『権利』があるということです。逃げる権利、さけぶ権利、親に相談する権利などです。みんなで練習もしましたがいざというときに、すべてできるか不安です。練習をやっている時はなんだかこわくなりました。
川沿いの道を見るとこのことを思い出します。遠回りをしなければ、大変なことが起きるのだと思います。(心の中で思ったこと。)めんどうな時もありますが、これからも遠回りでも安全な道を歩きたいと思います。











   講評   nara

 病院へ行く道について、安全な道と危険な道の両方を、ていねいに説明できたね。長文の「みずうみの向こう側に行く」という話と、よく似た話を見つけ出せた。こんなふうに体験実例が見つかると、ことわざもしっかり理解できるね。急いでいるときには、前ばかりしか見ていないから、周囲に気を配ることもできなくて、余計に危ないのかもしれないなぁ。
 電話で話したように、先生(なら)にも似たような話はたくさんある。もしかしたら、お母さんにもあるかもしれないよ。インタビューしてみよう。「私にもお母さんにも、そして他の人にもみんな同じようなことがある」からこそ、ことわざは昔から今まで引きつがれてきたのだと思うよ。何百年も前の人も今の人も、そして、未来の人も、つながっているのだね。
 長文感想文のときは、三文ぬき書きをしてみよう。長文の中から大切だと思う文を三つ、そのまま抜き出してね。抜き出しをしたら、その最後のところに(三文ぬき書き)と入れておいて。手書きのときには、チェックシールを貼っておけばいいからね。
 今回は、たとえやダジャレが入っていなかったね。残念。今はパソコン入力に時間がかかるから、仕方ないかな。
 おもしろい題名の本を読んでいるのだね。読み終わったら、どんな話だったか教えてね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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