低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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読書の楽しみは れれれれれ(Lisa)
読書の楽しみ
読書は相手がいなくてもでき、また自分の好きな時間にすきなだけ読めます。それとは逆に、碁を打ったり、野球をするには少なくとも二人、いや、野球をするには九人以上必要です。また、読書は疲れている時でも、簡単な本を読めばいいし、公立図書館に行けば誰でも借りられます。つまり、金がかかることがないのです。そしてまた、日本語をたくさん読むことで表現が多様化し、ボキャブラリーが豊かになり、今までに感じることのなかった新たな魅力を知れるものです。
これと同様、映画だって高校生は一五〇〇円ですが、決まった曜日は安くなるし、私たちはその日を利用すればいいだけです。それに、映画も一人で気楽に観に行けますし、疲れていても食べたり飲んだりしながらゆったりとリラックスしてみることができます。映画を観ることで、感情が豊かになり、おまけに洋画であれば、英語を耳にする機会も増えます。こういった趣味を持つことで、もしかしたら同じ趣味の友達ができたり、好きな映画の話題で盛り上がったりして、新たな道も開けるかもしれません。映画にあ読書にない魅力がたくさんあり、また、読書では出来ないことがたくさんできるわけです。それに映画でも知らない単語などは出てきますから、私たちは常に新しいことばを学んでいるといってもよいでしょう。映画には歴史ものがたくさんあるので、それをみれば知らない歴史を知れる、つまり一石二鳥です。同じものを繰り返しみることによって、英語なら新たな表現方を覚えることだってできます。
現代の社会では、読書の習慣が失われつつありますが、時代は常に変動していくものなのでしかなた無いのではないでしょうか。人々は便利なものを使うことに慣れてしまい、そして常に時間に追われています。だからといって、ああ、時間がない。じゃあ何も一人で楽しめるものが無い。と思うのは間違いでしょう。読書意外にも一人で楽しめるものは世の中に数え切れないくらいたくさんありますし、自分だけが楽しめるものを持っていれば忙しい現代社会でも不思議とゆとりのある心が持てるものだと思います。つまり、読書はしなければいけないものという固定観念を脱出し、自分の趣味に没頭したり、いろいろなことに関心を持つ好奇心旺盛な間隔もとても大切なものなのでしょう。読書が嫌いな人だってよのなかにはたくさんいます。嫌いなものを無理に頭に押し込んでも頭には入りませんし、時間の無駄になってしまいます。
読書は人間にとって“一人で出来る娯楽”であって、趣味の一部分であり強要されるものではないと思います。語彙力が落ちてしまうという心配もありますが、普通の人生を送るのにそれほど難しい単語は必要ありませんし、技術の発展している現代、それを補う力は必ずあるのではないでしょうか。学校でも、困らない程度の学習はできます。人生では程よく羽目をはずすことが大切で、いやいや読書をするのではせっかくの時間が無駄です。自分が一番没頭できる趣味を探してみることが、現代の社会では必要なのかもしれません
講評 nane
読書不要論という立場で書いたところがいいね(笑)
確かに、この筆者は、読書の価値を過大評価しているところがある。
しかし、実は、日常生活では困らないとしても、読書をしていないと、社会に出て仕事をするときに、その仕事に深みや広がりがなくなることも多い。
読書は、習慣として読むものだから、毎日50ページというように目標を決めて読んでいくと、それが自然に自分の生活の一部になってくる。
ということで、がんばって読書をしよう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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