国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本語は、いままで   子ヤギ

 京都へ引っ越してきてから七年、わたしは日本語の難しさをあらためて知ることができた。そのきっかけは、西福寺幼児園に入ったことだ。京都の方言は難しく、「あかん」、「けったいな」、「かしこいな」、「気ぃーつけて行きやぁ」、「〇〇してはる」など、独特の方言がたくさんある。京都の人たちが普段の生活に使っていたこの方言を、関東の言葉を使っていたわたしには、使いこなせなかったので、みんなとコミュニケーションが取れなかった。同じ日本なのに北海道から九州までそれぞれ独自の方言がある。京都からすぐそこの大阪や滋賀県も少しずつしゃべっている言葉が違う。外国でもないのに通じない言葉があることを知った時、日本語の奥深さを感じた。
 光源氏を主人公に話が展開してゆく源氏物語。わたしは、今この物語にはまっている。しかし、現代語訳文だからこそ読めるのであって、原文を読もうと思っても、何を意味しているのか分からない。日本語は日本語でも、こんな日本語を見ると、外国語のように感じてしまう。日本は文字を使うようになってから、現代まで言葉が少しずつ変わってきている。今では、若者言葉が正式な日本語になったりまでしている。また、この言葉の移り変わりから、年寄りと若者の言葉の感じ方などが変わっていていることもある。例えば、昔は「同級生」という言葉は、「同じ学年で、同じクラスの人」のことを指していた。しかし、最近では、六割の人がこの言葉を誤って使用し、「同い年の人なら、学校が違っても、クラスが違っても、同級生」と言っているそうだ。日本語はこのように変化し続けているので、これとした日本語をはっきり決めるのは難しい。だから外国人に日本語はどのようなものかを伝えるのは、きわめて大変なことだと言えるだろう。
 世界の人々にとって、日本語とは、内側の人にしか分からないところが多く、変化し続けているため固定されていない、理解しにくい言語だと言えるだろう。しかし、日本はこれから発展するかもしれない。だから、今このままで放っておいてはいけない。外側の目から見てもわかる人工的な日本語も、国際普及のためには必要なのではないだろうか。


   講評   yuta

 6月です。中旬ごろには梅雨がはじまって、うっとうしい日々となりますが、この時期にたくさん雨が降ってくれないと夏に水不足になってしまいます。暑い夏に水不足はつらいです。プールにも入れません。 雨にうたれて草木はうるおい、夏の緑が濃くなります。そして涼しい木陰や風をつくってくれます。 今年の梅雨もしっかりと雨が降りますように(災害のない程度に(>-<)) 雨に感謝しながら梅雨を乗り切りましょう。
       
☆☆6.1週は進級テストです。☆☆
 1.●印の項目が全部できていること。
 2.項目シールが全部はってあること(4枚)
 3.目標字数を超えていること。
以上の3点を見ます。3年生以上の人は決められた課題で書いてください。 全てできていれば合格です。合格目指してはりきって書いてくださいねo(^−^)o

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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