国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本文化の二重性   かいひ

 日本の文化は、日本的なものと国際的なものを共存している。例えば、日本的な物は経済が発展しているだろうし、それに日本は発展途上国になっているから食べ物や学校の教育とかが良くなってくるだろう。それと反対にその他の国はまだ発展してないから文化や学校の教育が成り立ってないのだろう。
 日本の人々は洋食(スパゲッティーやハンバーグ)を家でたまに食べるけど、そこにご飯や味噌汁がついてくる。それが日本なりの食べ方なのであろう。毎日和食を食べていると洋食がどういうのか忘れてしまう時があるのだろう。でも、私たちは日本人だから和食を食べるのは当たり前だと思います。
 私は、海外に7年半住んでいたがあまりブラジル料理やポーランド料理に行かなかったです。なぜなら、父親がブラジル料理とポーランド料理に行きたくないといっていたので行けませんでしたが、父親がいない時に行っていたと思います。父親は、日本料理が好きなのでブラジルとポーランドに行っても外国料理ではなく日本料理に行っていました。なので、外国料理がどういうのか分かりません。日本料理以外の食べ物もおいしかったし、もう一回食べてみたいのもありました。
 日本らしいものがあると、自分の国に誇りを持てます。同時に、外国のものをどんどん取り入れる日本の文化を見ていると、エネルギーにあふれているような感じがします。日本のものと外国のものの共存は、必ずしもうまく行っていないことがあるかもしれないが、私は、こういう文化を大切にしていきたいと思いました。



   講評   unagi

 <1>日本の文化や発展をその他の国を比較した第1段落です。経済の発達や教育問題を主な話題とし、関心を持つ姿勢はよいです。しかし、テーマとは逸れた内容になっている点に注意が必要です。
 <2>食卓で見られる日本文化の二重性が実例として挙げられました。「でも、私たちは日本人だから・・・。」という文は、やや唐突な感じがするので「色々な文化の食事を取り入れることもよいことだけれども」というように前置きをした方がスムーズです。

 <3>外国でその土地の食べ物を積極的に試すか、あくまで自国の料理で通すか、を対照的な例として挙げていますね。好例です。
 <4>バランスの取れたまとめの段落です。よく書けています。
 
 ■敬体「〜です・〜ます」か常体「〜だ・〜である」のいずれかに統一する。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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