創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   話し上手の人の「間」   ももちゃん

 話し上手の人がいます。話し上手とよばれる人は、意識をして、あるいは無意識のうちに、うまく「間」をとりいれている。また、「旅は道ずれ」と言いながら、おしゃべりの人と、一緒の長旅には、疲れるという人は少なくない。でも、相手とのあいだの沈黙の時間に耐えがたくて、「サーヴィス」の気持ちから、なんとかおしゃべりして「間を持たせる」と言うときも確かにある。そして、この時、心遣いが細やかであると、とかくこういう場合、口数が多くなるのだ。しかし、ここで困るのが、「サーヴィス」のつもりが、いつの間にか自己弁護や自己顕示、自己陶酔となっているのにも気づかずと言う場合だ。このように筆者は考えているが、私も、「間」とりいれることに賛成だ。
 その賛成理由の一つとして、「相手の反応」を見ることが出来るからだ。「間」を取り入れない、饒舌の人は、相手のことも考えず、話している。だが、それでは、会話になっていないと、考える。なぜなら、私もそのような出来事が、つい最近起こったからだ。それは・・・。まず、みなさんは電話では相手の反応を聞くだけで直接見られないこと絵はしっいぇいると思うのだが・・(笑)私は、別の中学校で離ればなれとなった友達から、久々に電話がかかってきた。すると、久々だからか、ずっと最近の様子をしゃべってくれていた。私も、最初は、すごくうれしかったし、興味があったのだが、長い時間だと、やはり疲れてきた。そんな私のことも知らず、友達は、さらにもっと自分のことを、話してきた。つまり、会話は見て話す事だし、それでないと相手の反応や、気持ちが、分からないのだ。だから、「間」を取り入れることに、賛成だ。
 第二の理由は、「間」がないと、一人だけで、一方的な会話になり、相手がつまらないからだ。どうしてつまらないか、それは、一人で自分のことを話していて、相手が口をはさむ「間」もないからだ。もちろんしゃべるひとは、「楽しませたい。場をなごませたい。」という気持ちで、自分のことばかり、話そうとは、思っていない。だが、その気持ちが、かえって、お互いに気を使わせてしまうことになるのだ。これは、母に聞いたのだが、さっきの話と同じような事があったらしい。それは、「同窓会」に言ったときのことらしいのだが、はじめは、誰でも何十年ぶりの再会なのだから、堅苦しい雰囲気だったらしい。すると、ある人(Aさん)が、盛り上げようと、自分の今のことなどを、ベラベラと、話し出し、疲れたという、経験だ。つまり、間を取り入れることで、お互いがより楽しい時間を過ごす事が出来ると考える。だから、「間」を取り入れることに賛成だ。 
 確かに、「間」なんか、めんどうくさいし、話したいことは、全部一気に話したいかもしれないが、相手とのコミュニケーションと、考えると、「間」は大切な時間で、気を使うこともなくなると考える。

   講評   sumomo

 理由の二つがわかりやすく整理できましたね。お母さんに聞いた他見もよくわかります。自分の考えに沿って、これからどうしたいかについても書くとよりわかりやすくまとまるでしょう。

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