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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   便利vsシンプル(清書)   くろーばー

 今、現代の社会上には沢山の便利で快適な文明用品がそろっている。暑い日はクーラー、扇風機、寒い日は暖房、ヒーター、電気ストーブ。このように様々な便利なものを思いついては日々の生活の快適さを求めて使用するのがいまや当たり前なのである。極限便利なモノを使わないで暮らせと言ったら、一週間もたたないうちに『携帯がほしい』『ネットやりたい』など弱音(?)をはくのだと思う。便利な生活と、ただ単に生きれる最小限のものだけでやりくりする生活なら、あなたはどちらを選ぶだろうか・・・?
 まず、第一の意見は、便利で快適な生活は良いと言う事だ。現代社会では日常生活の中に多くの電化製品や発明の機器が溢れ返っている。今や小学生でも携帯を持ち、『お子様の安心を守ります』的なキャッチコピーで多くの母親達を携帯電話にはまらせている。電子レンジ、洗濯機、TV、パソコン、FAX、プリンター、オーブン、掃除機、オーディオ、暖房などなど沢山の利器が家の中にあり、それを使って色々なことが出来るのがもはや常識となっているのは間違いない。その一つ、電話を取ってみても一瞬で遠く離れた友達や家族と話すことが出来るのだ。昔電気すらなかった頃から見れば考えられない事なのだろうが、そんなの当たり前と思っている人がほとんどだと思う。携帯は、インターネットにつないで多くの情報をあの小さな機械の中に画面として出すことが出来るのである。なんと便利な時代になったのだろ(笑)!!バレエの教室でも、冷房暖房完璧についているのでどんなに暑い日に稽古場に行ってもスタジオの中は涼しいのだ\(^o^)/。もちろん冬は反対に暖かい。その分か弱くなってしまうのかな?などと考えたりもするが、そんな事より快適さを求めてしまうので(^_^;)夏の日はガンガンクーラーの入った状態である…。
 そして第二の意見としては、反対にシンブルで機械などに頼らない生活にも良さがある。昔の人は当たり前だが電気も自動車も無い、極めてSIMPLEな生活を送っていたわけで、本当は機械など無くても生きていけるのだ。そんな文明の利器に頼らなくても、詩人や歴史的有名な人たちの心の中は豊かで満ち溢れていたと言えよう。それに、もっと現代的な実例を言えば『銭金』というテレビ番組で『ビンボーさん』を紹介しているのを見たことがある。私は結構この番組が好きで、自然の中で自給自足の生活をしている人などを見ると『あぁ、なんか良いね〜』と感じることもある。私自身もキャンプなどで、あまり便利なものに頼らない暮らしを体験した事はあるが、夜は真っ暗で虫もいるし(笑)、朝は寒くて眩しいので慣れず、ちょっと不思議な感じだった。テレビやラジオなどのいわゆる暇つぶしのようなモノは一切無く、これが自然の暮らしなのだということを味わった。
 確かに機械化された便利で快適♪な生活も過ごしやすいし、素朴なシンプルライフにも良さがある。だがしかし、一番大事なのは『私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある』という名言があるように、自分の満足できる生き方を選び、生き抜くことが重要だと思う≪総合化≫。私はこれから、機械などに頼りすぎず、バランスをとって生活していきたい(と言いながらPC使用中…)。

   講評   kirara


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