国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   奥深い日本語   ヨッピー

  日本語は、いままで日本民族によってしか使われたことのない内輪の言語、つまり部族言語だ。どこの言語も初めは部族言語だが、それが外国に広まり出すと、外の視点が入ってきて言語の刈り込みが行われてくるわけだ。日本語は、外国人によって学ばれ、使われた経験がないために、植木屋を十年も入れなかった庭みたいでめちゃくちゃに枝がのびているという状態だ。多くの西洋の言語は、ブェルサイユ宮殿の庭木のように、整理と刈り込まれ、人工的な手入れがされているのだ。外国人がフランス語を学ぶのが易しいのは、人工的に整理されたフランス語だからだ。(要約)
  私が今住んでいる所では、(アメリカ)日本語をしゃべれない人間が多い。でも、アメリカ人ではないのに英語を上手シャッベっている人が多い。アメリカ人が日本語で一から十を数えるときは、動作で覚える。それから言っているとき、アクセントがついている。私はいろんな人がこんにちはを言っているのを聞く。しかし、変だなぁと思う。その理由は最近発見した。アメリカ人はこんにちはをいうとき“ん”を抜かしていう。だから“こにちは”と聞こえる。しゃべりにくいではないか。(体験実例)
  私はおじいちゃまが書いている字が分からないことがいっぱいある。 習字みたいな書き方で書いているからだ。 悲しいことにその字が読めない。それから、漢字が分からない。六年生の漢字は読めるけどそんな簡単な字をおじいちゃまは使わない。ずっとずっと昔の字みたいだ。その字はまるで川が流れているように流れている。(たとえ)おじいちゃまは、だいたいいつも四字熟語を使っている。今、私は、お母さんと車でことわざを覚えるのを頑張っているが、亀の甲より年の功(ことわざ)のごとくおじいちゃまはたくさん知っている。(体験実例)
  外国人にとって日本語とは、読むことが難しい言語だ。どこで区切ったら良いのか分かりにくい。私は「利用し尽くした」と書かれた文章を「利用し、尽くした」と読んだ。息継ぎをどこでしたらいいかが難しい。また、新聞を読んでいて漢字が出てきたとき、音訓の読み方が違うので分かりにくいと思う。日本語を分かるためには漢字とひらがなとカタカナとそれから熟語とことわざや方言などいろいろと学ばないとだめなのだ。これが部族言語と言われる理由だと思う。耳から入る言語としては、他の国の言語は単語と単語の間が区切れているように聞こえるが、 日本語は滑らかできれいな文章に聞こえる。 一般化の主題)

   講評   yasu

ヨッピーさん、清書がんばりましたね。最後の段落が、とてもよくなりました。具体的に例をあげて、日本語と他の言語を比較しているところがすばらしいね。
☆清書の時には、(要約)のようなただし書きをつけなくていいですよ。そのほうが、自然な作文になります。
                 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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