創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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制服の通りの人間 ゆっぴ
わたしは学校の制服があることはいいことだと思う。今わたしが通っている学校はいろんなことが他の学校と比べて自由だ。例えば、制服やかばんは何を着ても何を持ってきても良い。そして学校の中でとても珍しいのがケータイ電話を持っていけるというところだ。わたしはケータイ電話が持っていけるということについてはとてもうれしく思っている。しかし制服がないということについて、少し困っていることがある。
わたしの小学校には制服があった。しかし中学校になったときに、そのことについて悩みができたのだ。それは、次の日にどんな服装で行ったらいいのかのことについて迷ってしまうことだ。朝になると毎日急いで用意をするのだが、もし制服があったら朝そんなにあせらなくても、ハンガーにかかっている制服を着て登校できるのだ。
もう一つ制服があるといいと思うことがある。制服があると、夕方の7時ごろに駅を歩いていても、「このヒトは○○中学に通っている生徒かぁ…こんな遅い時間まで大変だなぁ」と思われるかもしれない。しかし制服がなければ、「何であんな中学生がこんな遅い時間にチャラチャラした格好で歩きまわっているんだ?」と思われてしまうかもしれない。わたしはこのように思われたくないのだ。わたしは制服がない学校に入ってしまったのでしょうがないと思っているが、本当は制服があったほうが助かると思う。
制服はないほうが良いと思っているヒトの意見を聞いてみると、それは自分たちの好きな格好をするのが一番いいという意見だったり、何でそんなに制服に規則があってみんなと同じようにしないといけないのかが分からないという意見だったり、私服だったら自分なりの個性が出るからという意見だったりする。しかしわたしは、学校は勉強をするところだから好きな格好で行くところじゃないと思うし、規則があったほうがきちんとした生活ができると思う。それから自分なりの個性が出るということは、服装ではなく、他の面で発揮すればいいと思う。その結果、わたしはやっぱり制服が一番いいと思う。
ある偉いヒトの名言にこんなものがある。「ヒトはその制服の通りの人間になる」。わたしはその通りだと思う。その制服の着方や規則を守っているヒトは、きっと将来とても良い人になるだろう。しかし、規則違反のことばかりをしていたら、その人は良いヒトにはなれないと思う。わたしの学校にも制服があったらわたしはきちんと規則を守って、制服を着たいと思っている。これからは制服がなくてもきちんとした格好で学校生活を送りたい。
講評 inoko
ゆっぴさん、こんにちは。
次回は進級試験です。●の課題で、実例を考えておきましょう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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