国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本語を変えろ   ぼんちゃん

 日本語はかなりややこしい言語だと思う。特に今では日常的にあまり使わない敬語が難しいのではないだろうか。英語にはほとんど敬語はないから楽であるが、日本語はそうは行かない。最近は、両親などの年上・目上の人に対してもほとんど使わないし、使うとしても丁寧語程度だろう。
 私はたいてい、両親に対してしゃべるときは丁寧語もあまり使わないが、さすがに物事を頼むときには使う。前に、敬語の特集をやっていた番組で、まだテレビが白黒だった時代のドラマでの親子の会話を映していたが、娘は父親に対して完璧な敬語を使っていた。これを見たとき私は(これじゃあ、子どものときは友達や下級生以外には全員に敬語を使わなくてはならないな)と思った。敬語が少なくなってきて外人が日本語をしゃべりやすくなってきているのはいいことであろう。しかし、日本で生きていくうえでは敬語は必要であろうから、身につけておくべきだ。
 「パックンマックン」のパトリック・ハーランは日本人でも一瞬意味がわからないような「狐の嫁入り」など、非国際的なことわざをも英語に翻訳して覚えたらしい。しかし、「日本語学科」などの専門的なことを学んでいない限り、こんなに意欲的に(笑)日本語に取り組んでくれる外国人はそういないだろう。
 私の知り合いに、イギリスの人がいる。その人は9年近く日本にいるが、あまり日本語は得意ではないそうだ。(家でも、職場でもほとんど英語を使っているため、上達しないらしい)特に苦手なのは、敬語とことわざなどの故事全般で、私も彼が使っているのを聞いたことがない。
 今、英会話を習ったり中国語を習ったりするなど、外国語を習う人が人は急速に増えている。そして、今、人はややこしい日本語を嫌い始めている。日本人にとって日本語とは、ただ単なるややこしい言語と化している。日本は今こそ、日本語を簡略化し、日本語と言う言語を国際的に普及させなくてはならない。だだし、「角矯めて牛を殺す」にならないように、日本語の特徴を残しながら。

   講評   kirara

 今月もいい作文が書けましたね。
 30日は休みですが、進級テストの準備は忘れずに・・・。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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