国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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カモミールのお料理教室 カモミール
「今日のお昼は何にしようかな?」
「あっ、そういえば前に作ったクレープの生地が残っているよね。今日はそれでお昼を作ったら?」
「そうだね。」
「じゃあ、カモミールが作る!」
「おねがいしようかな。まず、生地を自然解凍して。材料は ・・・きゅうり、ミニトマト、ツナ、レタス、チーズならある けど、それでいい?」
「うんいいよ。それでね、切り方はトマトはくし形できゅうりは
ななめの千切りね。」
「自分で切ってみたら?」
「えっと、えっと、そうする。」
少しもじもじしながら答えた。しんちょうに、しんちょうに、と思いながらすとすとと切っていく。
「カモミールちゃん、クレープの生地が解凍できたよ。」
「はーい。今行くね。」
切りたてのきゅうりを入れたボールを手にしながら、生地の方へと向かっていく。生地はうすいけれどもふかふかしていた。その生地にきゅうりやトマト、シーチキンにレタスをのせた。そして、オムライスの両端をチョキンと切った形にたたんだ。でも、まだ材料が残っている。そうだ。シーチキンを真珠くらいの大きさに整えて上にのせよう。きゅうりとトマトはクレープのまわりにお花のようにかざろう。そして、かんせい!
いよいよ待ちに待ったお食事時間。
「いただきます。」
と言ったとたんに私はものすごいいきおいでクレープにかじりついた。お母さんに
「おいしい?」
と聞かれちゃんと言葉を言いたかったのだがろくに言えず
「ふがふがふがが。」
と答えてしまった。
これは聞いた話なのだが、フランスではお食事クレープのことをガレットといって、そば粉で作られた生地の上にきのこ、チーズ、ハムなどをのせて食べるらしい。そのあとはデザートクレープを食べるということだ。もし、こんな話をしている時にマーガレットが来て、ガレットを出したら、
「まあ、ガレット!」
と言うだろうなあ。
小さいときから私はお料理を考えるのが得意だったし好きだった。だから私ってけっこうお料理の才能があるかも!
講評 hutu
今月もがんばって作文に取り組むことができました。
6、1週は進級テストです。●項目が全て入っていることと目標字数を超えることが合格の条件になります。書けそうなことを見つけておいてくださいね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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