国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   情報の表と裏   キノ

テレビで見える戦争の部分と見えない部分、その差がくっきりと出てきたことが、湾岸戦争の大きな特徴である。しかも、明るい部分は同時進行形、カラーの映像や音声つきで、そして大量に流れてくる。大量に情報が流れている、というのは、一見、情報がオープンに流れている、情報で満たされていると錯覚させるが、実は、その大量の情報は、その情報の影にある、真実の情報を覆いかくす目くらましの効果を狙っているものである。しかしたとえ一部であり一面であるにもせよ、テレビを通して、しかもリアルタイムで「現場」を見てしまうと、人間は何となく、納得してしまう、満足してしまうことになりやすい。危険な状況は、戦争紛争といった特別の状況の時だけの問題ではない。目に見えている事をそのまま信じてるのではなく、裏側にあるかも知れない真実を見極める人になりたい。
 そのための方法としては第一に目に見えるものを鵜呑みにするのではなくまずは疑いを掛けることだ。人間は「百聞は一見に如かず」と言うことわざがあるほど、聴覚よりも視覚を優先してしまいがちなのである。まずはいろいろなマスメディアなどから情報を集めることだ。テレビで受け取った情報を他局の番組ではどういう報道をしていて最初に受け取った情報と照らし合わせるのだ。そのほかには新聞やパソコンのインターネットなどで記事を参考にする。今いったことは出来るだけの情報を集めればそれだけいろいろな角度から情報を分析できるのだ。そうすればある程度真実が見えてくるだろう。
 方法第二に自分の意見や考えをもつべきだ。実際に現場に行って見るのもいいかもしれない。そして現場でわかったことはテレビより情報は確かであるはずである。私は部活上いろいろな部活を訪れたいりする。そして大体はほかから聞いていた印象とはまた別なものを感じる時がある。部活などは実際に行って見ないとわからないのであるのだ。
 確かに、映像による情報はわかりやすく、効果的に物事を伝えてくれる。しかし「カメラマンは、レンズのほこりを払うまえに目のほこりを払わねばならない。」という名言もあるように情報を提供される側は一歩引いてものごとを考えて情報を鵜呑みにしないようにするべきだ。そして表には出ない真実を見極めるべきだ。

   講評   nane

 構成がしっかりしている。この書き方を覚えておこう。
 部活の訪問の例は、なかなかいい。これを具体的に場面として書いていくと、更に説得力が増すし、字数も増える。
 短い時間で、必要な字数と項目を全部盛り込んで書いた。書く力がついているね。
 部活や勉強が忙しいと思うけど、今の時期に読解力と表現力をつけておくと役に立つから、音読と読書をがんばってやっていこう。
 今度、速聴のページを作るから、それも活用しよう。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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