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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   言葉の難しさ   もりゆ

 花便りの言葉は、「つぼみふくらむ」「ちらほら咲き」「八分咲き」「散り初め」「落下盛ん」「散り果て」など、微小感覚を表し分けてまことに風情に富んでいる。花便りのいろいろな言葉を作り出し、育ててきた日本語だから私達のまだ知らないところにあの美しい言葉があるのかもしれない。もし、日本語にそれがなければ、それは日本語の語彙の貧弱を意味する、日本語になくてはならない言葉のように思える。
 私は、千葉県から大阪府に行った時、大阪弁の方が東京弁よりも喋り方がきついように感じた。まるで、自分が悪いことをしたような気持ちになった。しかし、大阪の人達にとってはそれが普通の喋り方なのだ。たぶん、大阪の人達が関東に来たとき、違和感をかんじるだろう。そして、同じ言葉でも地域によって意味が違ってくる。例えば、東京弁では物をしまうことを「しまう」というが、関西弁では「なおす」という。このように日本のなかでもいろいろな方言がある。中国では北京語や広東語などがあり、他にもアメリカ英語やイギリス英語がある。これも方言ではないのかと私は思った。こう考えると、方言というのはどこの国でもあるものではないか。
 人間は言葉によって、自分の気持ちを表現する。これがなければ私たちは生活することができない。したがって、言葉は私たちが生きていくのに必要不可欠なものなのである。言葉は言い方によって相手に不快感を感じさせてしまったりもする。だから、これからも大切に言葉を使っていきたいと思う。

   講評   hamura

 例を足してさらにいい作文になりました。
「まるで、自分が悪いことをしたような気持ちになった」というのは、たとえの表現にもなっています。上手な使い方です。

 東京弁と関西弁の例も入ったので、言葉の違いについて、より理解しやすくなっています。


 作文の練習を始めたばかりですが、課題に沿って、項目を入れながらきちんと書けています。
 これからもいろいろなタイプの文章が出てきます。どんな課題にも自分なりの考えをまとめられるように、練習していきます。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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