創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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再生することの大切さ ロビン
自転車はインドでは貴重品であり、日常生活の重要な道具だ。子供たちは変速ギアのついたしゃれたのを平気で公園に置き去りにしていく。インドの子供らが見たら何と思うだろう。限りある地球上の資源を一方は富にまかせて不費用に浪費し、一方はどんなものでもとことん使い切ろうとする。(要約)
僕はこのことを知ってインドは生産性に乏しく、自転車もずっと修理して使い、日本のようにギアがついていて、かっこいい自転車はぜんぜんなく日本とは正反対と言うことを知った。
しかし日本人でも個人的にはインド人のように修理して再生し、使う人もいる。僕もそういうことをする時がある。僕が二年生の誕生日にもらった自転車のことだ。一年生まで乗っていた自転車は幼稚園の年中の時に母がそろそろ自転車に乗れたら楽しいだろうなと思って買ってくれたそうだ。初めて乗った時はとてもこわがっていたようで
「はなさないで、はなさないで。」
と言っていた。補助輪をとって乗れたのは一年生の時でみんなに見せていた。その自転車も小さくなったので僕は自転車を変えることにした。近くにある大きな自転車専門店がある。そこにいった。店内は広く自転車がたくさん置いてあった。まるで自転車パラダイスのようだ。(たとえ)母が見たのは上においてある緑と黒の自転車だ。母は
「きてーかっこいいよー。」僕も見てみた。たしかにかっこよかった。外国製で珍しく、はですぎでなく、地味すぎでもなかったので良かった。結局その自転車を買うことにした。今は小さいと思うが一応六年生まで使うことにしているのでまだ乗るつもりだ。(体験実例)
僕には最後まで使い切らないものがある。文房具などだ。鉛筆は学校で折ってきて、筆箱にいれたまま使わなかったり、家の机の引き出しに入れたりする。ケシゴムは学校で落ちてどこかにいったり、じょうぎなどは、どんなにじょうぎ(上手)に使っても、時々かける。(ダジャレ)誰でも全部ていねいにつかうのはとてもむずかしい。(体験実例)
この長文を読んで今の日本人はインド人にくらべ、再生をしていないから昔のように日本の技術で繰り返し使うことが大切だと分かった。(分かったこと)
講評 hutu
<要約> しっかりまとめることができています。
★ 「子供たちは変速ギアのついたしゃれたのを平気で公園に置き去りにしていく。」
→「日本では、子供たちは変速ギアのついたしゃれたのを平気で公園に置き去りにしていく。」
インドとちがい、日本ではこうだ。ということを述べたいので、一言言葉を追加しておかないと意味が通じません。
★ 不費用 → 不必要
<体験実例> 大切に使っている自転車と逆についつい粗末にしてしまう文房具。インドに近いもの、日本を象徴するものの二つの事柄を実例として具体的にあげることができています。
買うときに気に入った自転車なら長く乗れるのもうなずけます。大切に修理したり、そうじしたりして乗っているのかな?
文房具ってなぜか最後まで使い切ることがないですね。もちろん全部がそうではありませんが、不思議です。もったいないなぁとは思うのですが。
★ 近くにある大きな自転車専門店がある。そこにいった。
→ 近くに大きな自転車専門店があり、そこに行った。
<たとえ> 「まるで自転車パラダイスのようだ。」
たくさんある自転車。ぴったりなたとえです。
<ダジャレ表現> 「じょうぎなどは、どんなにじょうぎ(上手)に使っても、時々かける。(ダジャレ)」
うまい! 項目表のキーワードの注意書きもちゃんとできていますね。
<わかったこと> しっかりまとめることができました。再生の技術力は昔のほうが高かったかもしれません。「もったいない」という考えが根っこにある日本人はだんだんいなくなってしまうのでしょうか。
★ 「この長文を読んで今の日本人はインド人にくらべ、再生をしていないから昔のように日本の技術で繰り返し使うことが大切だと分かった。(分かったこと)」
→ 「この長文を読んで、今の日本人は、インド人にくらべ再生をしていないから、昔のように日本の技術で繰り返し使うことが大切だと分かった。(分かったこと)」
句点の打つ位置に注意しましょう。
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