低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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言葉にあらわせないもの 清原和博
季節はやはり微小感覚のものである。花便りの言葉も、微小感覚を表し分けて、まことに風情に富んでいる。花びらが、枝から離れ、地表に落ちるまでを、降りるや漂うといってはおかしい。そういうところを見ると、日本語には、まだ知らないところに、美しさを表す言葉があると思う。
講評 kira
清原くん、こんにちは。ヒントにもあったように、私たちは感動を言葉で表現しようとするときに「帯に短し、たすきに長し」で、ずいぶんもどかしい思いをすることが多いようです。「微小感覚」まで味わっていくと、ますますぴったりの言葉は宙にういて、つかみどころがなくなりますね。
言葉に詰まった体験、あるいはお父さんやお母さん、おじいちゃんおばあちゃんが口にした言葉で、印象に残った美しい言葉などの体験を書いてみるといいね。
人間にとって言葉とは、まだまだ入口に立ったところの深い森のようなものだと思います。ひとつひとつの木を手がかりに、探検していくんだね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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