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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   直感を信じること   アトム

この文章には、見テ 知リソ 知リテ ナ見ソという言葉から、直感とは何かということについて書かれている。まず、この言葉は、柳宗義という人が言ったもので、見てから知るべきである、知った後に見るようにするなという意味だろう。しかし、この言葉には、もっと深い意味があるのではないのであろうか。私たちは、「知る」ということをとても重要視している。しかし、物事を判断したり、それを味わったりする時に、その予備知識が邪魔になってしまうことがある。だから体験することや触れること、そこから得られる直感というものを大切にしなさいということであろう。
その直感というのは、物事を見る時に、心を無の状態にして接し、そこから得られる直感というものを信じて、感動を自分のものにするということなのだろう。
だから僕は、物事を知識に影響されずに、無の状態で見ることは大切だと思う。その理由は2つある。(是非の主題)(要約)
 一つ目の理由は、周りの人に左右されてしまうことは、自分にとってマイナスとなってしまうからだ。たとえば「噂」これはその例といえる。
「だれだれは裏では性格悪いんだって。」
なんてものが流れると、その知識に邪魔されて、本当はいい人が、悪く思えてきてしまう。これは、とても怖いことだと思う。しかし、知識を捨て、話してみると、直感によっていい人だと気付くこともあるだろ。人間関係でも知識は悪意をもたらすこともある。(体験実例、複数の理由1)
 もう一つ目の理由は、映画などのことだ。自分が見ていない映画は、見るまで自分の想像のでかいでいるほうがいいとおもう。ぼくも、ハリーポッターも見る時に、本に書いてあったことと照らし合わせながら、あの人はこういうひとなんだ。とか、城ってこんなに古いんだなあと、感動しながら見ていた。しかし、これを友達に教えてもらったとする。すると、知識が自分の中に入っていってしまい、自分の直感で見る映画が、知識の地図を持って、確認する映画となってしまう。こうなると、映画の感動がとても薄れてしまう。ここでも、直感の感動と、知識の感動とでは、差が生じてしまう。(複数の理由2)
 たしかに、豊富な知識を蓄えることは、生きていくうえで、いわゆる頭がいい人と目視されるのだが、この頃の人はあまりにも知識がありすぎて、感動が薄れてきているように思える。知識を蓄えることもたいせつだ。だが自分の直感のほうも頼りにしてみてはどうだろうか。(反対意見への理解)
だから僕は、無の心、および直感を信じることは大切だと思う。(是非の

   講評   sarada

「僕は、物事を知識に影響されずに、無の状態で見ることは大切だと思う。」 と自分の言葉で【是非の主題】を表現しました。
二つ目の理由は、「知識に頼らず、自分の目で見た方が自分が成長するからだ。」 や「自分の目で見たほうが楽しいからだ。」 とはっきり表しましょう。二つとも【体験実例】がしっかり挙げられているので、理由につなげていくといいね。
名言は、必ず使いましょう。「経験は最良の教師である。」 「行動するためには多くのことに無知でなければならない。」 が使えそうです。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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