創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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新たな発見 おへふ
つまり、失敗したのにそれがかえってよい結果になった、ということ。ドライ・クリーニングの方法を世界ではじめて見つけたのも、さいしょは失敗からだった。テーブルクロスにオイルをこぼしたばかりに、ベランさんはとっても大きな発見をしたのだ。この話を読んで、私が一番おどろいたことは、ランプオイルをまちがってこぼしたのに、反対にきれいになった事です。
怪我の功名とは少し違うかもしれないけど、五年になってから、委員会が始まりました。四年のころまでは、計画委員になりたいと思っていたけれど、実際になってみると大変でした。私はもう計画委員はいやだと思いました。早いうちに気付いてよかったです。
私は、ベランさんはえらいと思います。もともと失敗だった物を成功へとみちびいています。人生、だれにでも失敗はあります。問題は、その失敗をどう活かすかです。そして、その失敗を活かせた人が、新たな発見をするのです。私は、これからいろんなことを、発見していきたいと思います。
講評 sumomo
「怪我の功名」ということわざは知っていましたか?「あーぁ、失敗しちゃったなぁ。」と思ったことが、どういうわけか良い結果を生むことですね。この長文の例はそのとてもわかりやすいものです。三文抜書きに続いて、自分が一番心に残ったことも書けましたね。きっと一番おどろいたのはベランさんだったのではないでしょうか。
自分自身の体験も一週の怪我の功名なのかもしれません。計画委員の大変さを身をもって知ることができたのですから、計画委員になることを失敗と考えるなら、その失敗のおかげで計画委員の大変さを知ったのですね。でも、先生だったら計画委員になったことを失敗だとは思わないなぁ。いろいろなことを体験したり、考えたりできるから、きっとラッキーなんだと思います。
これからも失敗をおそれないで、いい結果がすぐにはでなくても、そこから学ぶことはきっとたくさんあるはずなので、いろいろなことの挑戦したいものですね。
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