国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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真実は自分の目で ブルーのインコ
私たちは、他人から知識を与えられることによって、自分の体験を幅の広いものにしていきます。コオロギは日本に昔からいた虫だがアオマツは外国から渡ってきた虫だという知識が、コオロギの声はきれいだが、アオマツムシの声はうるさくて耐えがたいというふうに感じさせてしまいます。日本人とヨーロッパ人では聴覚のしくみがちがうという話しも、考えようによっては、虫の声を楽しむという日本人の習慣が、日本人の耳をすこしずつ変化させてきたのだともいえるでしょう。常に謙虚なこころで多くの知識をたくわえるように努力するとともに、自分とはちがった国や文化の人々の考え方感じ方を尊重するように心がけたいものです。
ぼくは、去年シアトルのセイフコ球場で、宣伝スタッフにとつぜん声をかけられてなんと、マリナーズ対ヤンキースの試合で、友だちと二人で開会宣言をやらせてもらいました。地元のテレビにぼくたちは映っていたそうです。また、ぼくたちは声だけ日本のテレビにでたそうです。そして、ヤンキースの有名な選手も間近に見えました。そのことを野球を知らない人に言ってもすごさがわかってもらえません。
ぼくの野球チームは、近所の野球チームと戦うことになりました。そこで、ぼくはインターネットで相手チームの対戦成績を見たら、弱そうでした。しかし、戦ってみると、まる成績がまちがっていると思うほど強かったです。
ぼくは、真実は自分でみなければいけないということがわかりました
講評 wao
ブルーのインコくん、こんにちは。今回は感想文でした。要約はポイントを押さえることができましたね。
似た話を読んでいてびっくりしました。去年の夏は、本当にいろいろな経験をしたのですね。メジャーリーグの試合で開会宣言をしたとは、めったにできない経験です。野球にくわしい人だったら、さぞかしうらやましがることでしょう。
野球の試合では、相手が思っていたより強かったのですね。勝負というのは、やってみないとわからないということがありますね。まとめの段落では、2つめの似た話のまとめというまとめ方になってしまいました。「知識がないとわからないこともあるけれど、自分でみなければわからないこともある」という方向でまとめるといいでしょう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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