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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   地球市民   MIZU

現代では、自国の利益さえ守れればそれでよいといった時代ではなくなってきている。全世界が直面している問題に対して、地球規模で協力し合うことが必要な時代になっている。地球市民は、すべての人々が人間らしく生きるという理念によって結びつくべきだ。
僕は、地球上で暮らす人々が互いに生きることを保障しあうような生き方をしたい。そのための方法は二つある。
第一の方法として、現在ある問題を見直すことだ。
今、僕の住んでいる川内村では、さまざまな種類の人が、来ている。それは、海外から、お嫁さんが来ているからだ。中国、フィリピン、南米など柄着ている。しかし、川内村の人は、そういった海外からの人に対して、陰口ばかり言っているらしい。先日も、祖母がそういった陰口を村の温泉で聞いたそうだ。また、フィリピンの人で、頭の良い方が、村内ではミシンを使ったような簡単なパートしかできないようだ。
地球市民のような感覚を持ってすれば、もっと海外からの人への接し方も変わるはずだ。そういった感覚をもっと一般の人に取り入れさせ、海外の人も国内の人と隔たりなく生活できるようにしたい。
第二の方法として、自己中心的になりすぎないことだ。
僕は先日、京都へ修学旅行の班別自主研修としていった時のことだ。京都市内を市バスにて移動中に、困ったお兄さんがいた。その人は、大学生ほどで、優先席に堂々と座り、さらに音楽プレイヤーでもう一座席占領しているのだ。その時バスは、すこし混雑していた。そのような状況下で、優先席に座り、さらに音楽プレイヤーによってさらにもう一座席を占領するといった行為は、僕は許せない。そのために僕たちの班は、一人座れなくなってしまったのだ。だから、あの場においては、席を高齢者に譲る。そこまでいかなくても、音楽プレイヤーはひざの上におく。そうすれば、その分誰かが座ることができる。僕も怒ってこうして作文に書くこともない。
自己中心的になることは、その分他人への迷惑をかける。だから、自己中心的に公共の場でなることは、僕は反対だ。
たしかに、自国のりを守ることも大切だ。しかし、「自国に対する賞賛が他国に対する軽蔑によって支えられているのであってはならない。」という名言があるように、互いに相手の権利を保障しある地球市民として、僕は生きて生きたい。

   講評   ita

 こんにちは、MIZU君。遅い時間に仕上げてくれましたね。「地球市民」の感想文。第二、三段落のまとめの部分がよくできていましたね。これからもちょくちょくこうしてMIZU君の作品がもりりんの上位入っている姿を見ていきたいと思います。今までどうもありがとう。
         
       

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