創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
雨の日はだいっきらい プリヤ
「プリヤやめて。」
みんなはプリヤに向かって大声で怒鳴りました。
「だって、楽しいんだもん。」
プリヤが言い訳をしました。プリヤは雨がふった後よく水たまりに飛び込みます。
今年ロンドンでは五月と六月に雨がよくふります。私は雨がふった日には学校の休み時間がいやになってしまいます。なぜかというとやすみじかんにぷりやがみずたまりをみつけるとそれに飛び込んで私をびしょぬれにするからです。私はぬらされた時洋服を変えたくなります。私はぬれた時、まるでミミズやナメクジをさわったように気持ち悪いです。プリヤが私に水をかけると私は
「プリヤ。」
と大声で怒鳴ってしまいます。でもそのたびにプリヤが
「だって、楽しいんだもん。」
と少し反省したように言い訳をしてきます。
私は弟と一緒にお風呂に入るといつもけんかをしてしまいます。私は弟と六月十三日に一緒にお風呂に入りけんかをしてしまいました。そのけんかは私が始めずに弟が始めました。その時、弟は私の顔に水をかけてきたので仕返しをしてやりました。最後はお風呂場がびしょぬれになったので私は弟と一緒に怒られてしまいました。
私はプリヤに水をかけられる時プリヤにも水をかけたくなりますがもっとぬれてしまうのでやめておきます。
講評 hira
5、6月に雨が多いとは、少し時期がずれているけれどロンドンも日本の梅雨と同じような時があるのですね。発見。ブリヤちゃんと本物ブリヤちゃんは、お母さんといたずらっ子みたいな関係なのだなあと思いました。会話やたとえ、様子をあらわす言葉もよく使えています。
■第一段落 ●書き出しの工夫
「まいったなもう」と怒っているブリヤちゃんと、いたずら大好きの本物ブリヤちゃんの様子がわかる書き出しです。「怒鳴った」「飛び込む」と書いたところが感じが出ている。恐るべし本物ブリヤちゃん。
■第二・三段落 ●自分だけがしたこと ●たとえ・ダジャレ ◎前の話聞いた話 ○その人らしい会話
「まるでミミズやナメクジをさわったよう」とは、どれだけ気持ち悪いかがたとえで見事に表現できました。でも、本物ブリヤちゃんにとっては「シャワーのように」気持ちいいのかもと想像しました(というのは先生はどちらかというと本物ブリヤちゃんタイプだからかな笑)。
三段落目のおふろのケンカもぴったりの題材ですね。ここでも会話を読みたかったなあ。
■第四段落 ●心の中で思ったこと
ユーモアのある楽しいまとめです。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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