創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   知る人と知らない人   えひな

「見て 知りそ  知りて な見そ」
という柳宗悦の言葉を聞いた事があるだろうか。これは、見てから知るべきである。知ったのちに見ようとしないほうがいい、という意味である。しかし、この言葉は「知る」という意味を教えてくれている。実際にものを見たり接したりするときには、これまでの知識をいったん横へ置いておき、」そして裸の心で自然にまた無心のそのものと接し、そこからうけた直感を大切にし、そのあとであらためて、横においていた知識をふたたび引き戻して、それと照らしあわせるということが、物を見るときに大切なことである。作者が戒めているのは、知識にがんじがらめにされてしまって自由で柔軟な感覚を失うな、ということである。私は、何も知らずに物を見ることはいいことだと思う。
 第一の理由に、そのものに対しての感動が大きいからである。私は今学校の国語の時間に短歌を調べている。俵 万智さんの短歌を初めてみたときは感動した。しかし、今くらい調べてから見ると、きっと感動は少ないと思う。最近、調べすぎて飽きてくるくらいになってしまった。だから、初めの感動をしっかりと忘れずにいたいと思う。
 第二の理由に、そのものに対して素直な気持ちで表現できるのでほかのものに好奇心が芽生えてくると思う。私は本が好きだ。推理小説を読んでいて感動するときは度々ある。その推理小説を読んだ後に、その本を書いた作者が書いた本をなぜか読んでしまいたくなる。やはり、初めに味わった感動は忘れないんだなと思った。
 たしかに、知ることで得することもあるが「飽きるということも、一つの能力のあらわれである」ということばがあるように何も知らずに物を見ることによって自由で柔軟な感覚を失わないからよいと思う。そして、その直感を忘れないことによって飽きることもすくなくなると思う。私はこれからも直感を大事に素直にいろんなものを表現したい。

   講評   huzi

 まとめの部分が丁寧に工夫されていますね。自由で柔軟な感覚を持ち続けるためには、直感が大切。心をいつもやわらかく新鮮に保っていたいものですね!
 定期テスト、「飽きないように(笑)」がんばってね〜

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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