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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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    テストは良いか   ベッキー

 私は、テストについて考えてみた。テストはあった方がいいと思う。理由は二つある。一つ目は、自分の勉強能力がどのくらいあるのかためせるからだ。期末テストの時も二週間前ぐらいからたくさん勉強して実際に自分の力がわかってよかったと思った。
 二つ目はテストをやって苦手なところを見つけ出し、そこを中心にやれるからだ。中間テストの時、数学の複雑な計算や英語の単語など苦手なところを中心にやったら期末テストのときに思ったより点が取れた。
 もし、テストがなかったら自分の学習能力も苦手なところも分からなくて、きっと受験勉強に適した学習はできないだろう。それに、テストの点数までだんだん下がってくる。そして成績も落ちる。でも、そのかわりテスト勉強で寝不足にならなくてもすむ。 (笑)あまりいいことではないだろう。
 確かにテストがないと、勉強せずに楽で一瞬は気分が良くなるかもしれない。でも勉強しなくてもテストが無いからいいと言う考えの人も増える。そうしたらほとんどの人の成績が落ちる。高校に入れない人も今より増えているだろう。だからこそ、私はテストは必要なものだと考えている。私も、テストというものは好きではない。どちらかというと嫌いな方だ。でもテスト勉強を頑張れば『喜び』という言葉が待っている。これからも新しいことを習ったら家で復習するつもりだ。復習をして、テスト勉強の時にそれを生かせるように頑張ろうと思った。

   講評   nara

 先月までは、要約を入れた感想文の字数が600字くらいだったけれど、今回は要約なしで600字を越えたね! テストを終えたばかりだったので、身近なテーマとして考えやすかったようだ。今期の目標字数が800字だから、あともう一息だね。
 複数の理由その1:普段、塾や家庭学習で勉強をするときに、問題を解いて解答を確認するでしょ。これでも、自分の力(できる・できない)はわかるはずだね。テストでわかることのポイントは何かな。定期テストだと、学年みんなが同じ問題に一斉に取り組むから、全体の中での自分の力・位置付けがわかる。これが、一人で進めている勉強との大きな違いではないかな。この辺りを書き加えられると、字数も増えそうだね。
 複数の理由その2:ここはテストの本来的な目的をしっかり説明できている。間違ったことを次に生かすという前向きな姿勢が必要なのだね。残念ながら、大方の場合、間違ったところはそのままにされるか、点数が悪いと指摘される材料になってしまうかのどちらかだ。そのため、「テスト→点数や順位が悪いと怒られる→いやだ」という後ろ向きなとらえ方になってしまうのだね。
 私たち人間には、どこかナマケ癖があるようで、目標やゴールなしで同じことを淡々と続けていくのは、かなり難しいし嫌になりやすい。テストは、一つの目標や区切りとしての役割も果たしているのかもね。だからこそ、まとめにある「喜び」にもつながるのだと思うよ。今回の作文は、しっかり組み立てて書くことができたね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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