低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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テストに追われてますガ… おくあ
テスト、テスト、今日もテスト、明日もテスト・・・というのが私の学校の生活である。細かく説明すると、ある一週間の予定は、まず、月曜日に英語のウィークリーテスト。火曜日に20問の英単語テスト、木曜日には10問の漢字テスト、金曜日は理科のマンスリーテスト、次の週の月曜日は社会のマンスリーテストということになっている。一年生の頃は、この生活に慣れることがとてもつらく、成績も悪かった。(ウィークリーテストのために勉強などしたことはなかった・・・)今はだんだんこの生活にも慣れてきて、テストに備えて勉強もできるようになった。今の一年生は苦労をしていることだろう。
テストはいいことであると思う。自分の学力がよく分かるからである。私の学校では、テストにはみんな頑張るという傾向?がある。親から何かをしてもらえるということも含まれるが、テストではみんな悪い成績をとりたくないし、また、テストで70点を取ったら、追試でパワーアップゼミナールという授業がある。それを受けたくないということもあると思う。テストのためだけに勉強をするというのは良くないかもしれないが、友達とわからないところを教えあって勉強をするのは楽しいし、先生に教えてもらうよりもはっきりと記憶に残っている気がする。テストを楽しいと思えば、いいことであると思う。
また、テストは良くないという意見もある。もし、自分がテストで悪い成績をとってしまえば、落ち込むし、勉強をしたくなくなる人もいると思う。もう、自分はいい成績が取れないと反対に諦めてしまうかもしれない。また、自分よりも成績が良い人に馬鹿にされるのが嫌だ、という人もいると思う。しかし、そのようにならないためにも、勉強は必要だと思う。
一番大切なのは、勉強はテストのためにするのではなく、自分の将来のために、自分の夢のために勉強をするということだと思う。私は今、テストのためにいつも勉強をしていた気がする。テストに追われている毎日だが、テストのためだけでなく、他のためにも勉強を積み重ねていきたいと思う・
講評 inoko
定期試験がないというおくあさんの学校ですが、そのかわりに普段からたくさんのテストが行われているのですね。テストのためにだけ勉強をするのでは、確かに本来の勉強の意味からははずれていると言えます。ただ、勉強をする習慣のなかった人が、そのテスト勉強をすることによって、勉強の楽しさに目覚めることもあるかもしれません。テストをうまく利用して、自分を高めていく。それが、理想的なのかもしれません。テストは学力の向上だけではなく、精神的な強さをも身につけるきっかけになり得ますから。
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