国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   文化の取捨選択   ブルーのインコ

「そこをなんとか」という言い方はきわめてあいまいである。おそらく、「これをそのまま外国語に翻訳したら、まったく意味をなさないだろう。日本の絵画の特質に「余白」の美というのがある。それに対してイスラムの芸術は、まったく逆で、空白への恐怖とも思えるほど、びっしりと空間をうめつくす。日本人は、きめつけを好まず、いつも融通無碍な可能性を残しておこう、とつとめているからだ。<<要約>>
 ぼくは、学校で友達に「どっちのキャンディがいい」と聞かれ、ぼくの友達はアップルキャンディとグレープキャンディを前に差し出した。ぼくは、グレープキャンディが欲しかったが、ぼくは、「どっちでもいいよ」と言った。だから、ぼくの友達はアップルキャンディをくれた。ぼくは、後悔はしていなかったが、やはり、ぼくはグレープキャンディが欲しかったと思った。<<体験実例>>
 ぼくは、インターナショナルスクールに通っている。ぼくと○○はそれぞれ理科実験発表会でロケットを作った。(○○とは、ぼくの韓国人友達)それを見た他の韓国人友達は「○○の作ったロケットのほうがかっこいい。」とはっきり、ぼくに言った。ぼくは、インターナショナルスクールに通っているから、そういう事には慣れているから腹は立たなかったが、ぼくには、まるで、同じ東洋人か、と思えた。<<たとえ>>
 昔、フランス料理は山盛りでサーブされていた。しかし、フランスのシェフは、日本の料理の懐石料理には余白がありすばらしいと思い、ヌーベルキュイジーヌという新しいジャンルの料理を作りだした。その後、世界にこのようなスタイルは、広まっていった。ところで、ヌーベルキュイジーヌとは日本語で新しい料理を意味する。
 ぼくはこの長文を読み、どんな文化でも良いところと悪いところが時と場合で変化するということがわかった。あいまいは人をあまり傷つけないけれど、物事をすすめる時にはあいまいは良くないということもわかった。ぼくは良い文化だけを取り入れば良いと思った。<<しゅだい>>

   講評   wao



ブルーのインコくん、こんにちは。今回は感想文でした。要約はポイントを押さえることができましたが、5段落目の内容も少し入れておくといいでしょう。
 インターナショナルスクールに通っているブルーのインコくんだからこそ書ける体験実例です。ブルーのインコくんが遠慮して自分の本音を言わないのとは対照的に、韓国人のお友だちは、自分の思ったことをはっきりというのですね。国民性の違いが出ていておもしろいです。
 昔のフランス料理は「山盛り」だったというのは驚きました。言われてみれば、フランス料理のフルコースのお皿の盛り付け方は、懐石料理の盛り付け方に似ています。印象派の画家が浮世絵に影響を受けたように、料理でも同じようなことがあったのですね。勉強になりました。
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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