国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日44 今日1156 合計1200
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   それぞれの良さ    ロビン

日本人は義理人情にからまれて、どんなに明白な拒絶の理由があろうと、相手に熱心にたのまれたら、それをむげに断るのは、何か気が引けてしまう。だから日本人のノーはその一部にイエスを含み、イエスはその中にノーの要素をあわせ持っている。日本人は、きめつけを好まず、いつも融通無碍な可能性を残しておこう、とつとめる。(要約)
僕の家でもこういったことがあった。父が前にとても派手な洋服を買ってきて「どう?いいかな。」
と笑いながら聞いてきた。まるでピエロのようだ。(たとえ)そんな時に
「ちょっとはですぎじゃない。」
「はずかしくない。」
と言うとなんだかかわいそうだ。だから母も僕も
「ふーん、まあいいんじゃないの。」
と言う。確かに日本人はあいまいだ。(体験実例)
僕はこの話を読み、なぜ日本人は外国人に比べ、あいまいなのか疑問に思った。僕はこんな話を聞いたことがある。なぜ日本人があいまいかというと日本は島国だからどこの国ともつながっていない。だからその中の人と、仲良くしなければいけない。ということはお互いに協調していかないと仲良くなれない。しかしアメリカやヨーロッパなどは大きく、他の国ともつながっていて色々な人種の人がいるから、自分を主張しないと生きていけないという理由もあるようだ。
建築の面でも似たようなことがある。外国の家の場合、石でできていて、すきまが無いように作られている。一方、日本の家は木造で、しょうじなど開けたり閉めたりすることで部屋の広さを変えて使う。だから間が必要だ。そういう面で「間」といったものを大切にしているようだ。ちなみにすきまと言うのは日本人が好きな間。りゃくして好き間。(すきま)(ダジャレ)(体験実例)
僕はアメリカのようにイエス、ノーがはっきりしているのもいいし、時にはあいまいな言葉も両方いいときがあると分かった。(分かったこと)

   講評   mae

 読んだあとに、「うーむ、なるほど」と感心しました。とてもよく書けていましたね(^o^)。もう一度、今度は音読しました(笑)←相当気に入ったらしい(爆笑)。実例も、自分の体験を一つ、社会実例(聞いた話・見た話)を二つとバランスよく書くことができましたね。課題が上がるにつれて、社会実例を書くことが多くなります。ニュースを見たり、新聞を読んだりして、今のうちに知識をしっかりたくわえておきましょうね☆
★三段落目の「僕はこの話を読み、なぜ日本人は外国人に比べ、あいまいなのか疑問に思った」はカットし、「また、僕はこんな話を聞いたことがある」と始めた方がスッキリします。清書候補だね!!
■構成(要約) しっかりとした要約だね。この長文の内容を的確に要約できています。
■表現(ダジャレ) 「日本人が好きな間」→「すきま」。なるほど♪そうきたか!内容にぴったりのおもしろい表現です。
■主題(わかったこと) 「わかったこと」に続けて、それをもとに自分はこれからどうするべきか? 書けたら完ぺき。たとえば、「僕は、はっきり主張すること、あいまいな言葉を使うことを、時と場合によって使い分けていかなければならないと思う」などのようにね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)