低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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とってつけても無駄 かかおとおかか100%
私は改めて自分の部屋に行ってみた。昨晩母が苦労して片づけたおかげで、かなり快適そうな子供部屋になっていた。全然見ない百科事典が全巻あるのも今ならこの部屋にふさわしい。まるで賢い子供の部屋のようだ。こんなキチンとした部屋を使用している子供なら、毎日規則正しく予習復習をやり、夕飯には野菜スープと肉の焼いたやつなどを食べ、家族と少し談笑をした後、風呂に入ってすみやかに眠るのであろう。そして朝は早起きをし、遅刻などという愚かしい行為とは縁がなく、学力優秀で人望も厚いのである。もちろん、親から怒られる事などない。私とは、どこをとっても異質な子供の部屋である。明らかに急激に片づけたとバレる気がする。日常とは違う、とってつけたような空気が充満している。<要約>
この話とちょっと違うが僕もとってつけたようなことがある。野球の練習で来た球を両手で取れといわれているのに忘れて後から慌ててつけたことがある。まるで二度書きみたいだ。でもその後はそんなことなかった。僕なりに思ったがとってつけたほうがまだましだが実行しないのが一番良くないと思う。<体験実例>
僕のクラスにいつも引き出しの中がぐちゃぐちゃな人がいる。ある日先生が引き出しの中をチェックするということでその人は大慌ていらないものを全部持って帰りその日に備えたが先生は、その人が翌日にいらないものを持ってきてまたぐちゃぐちゃにするのだろうと判断しその人だけ翌日チェックしたそうだ。結果ものすごくぐちゃぐちゃだったそうだ。とってつけたような方法をやっても無駄。と、気付いたのは、その人以外だろうなぜならその人は、なぜ自分の引出しがぐちゃぐちゃだとわかったのだろうと疑問に思っていたからである。しかしそれを疑問に思うことが僕なりに面白白いなあと思った。(笑)
とってつけたからもう大丈夫と思うのは人間にとっていけないことでありすぐばれておこられるのである。
講評 jun
<構成>
要約は、長文の内容がわかるようにまとめることができています。
<題材>
似た話は、自分の体験から二つの話を書くことができました。「実行しないのが一番よくない」とはそのとおりですね。この長文の話も、一応片付けたという点は評価すべきかもしれませんよね。
<表現>
たとえ、ユーモア表現ともに入りました。
<主題>
結びは、もう少し説明を加えてボリュームアップできるといいですよ。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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