国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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そこを何とか スカイタワー
「そこを何とか」という言い方はきわめてあいまいである。だから日本人のノーはけっしてぜったいてきな否定ではなく、一部にイエスを含み、イエスは、その中にノーのようそをあわせもっている。「そこを何とか」することにより日本の芸術も、かちをきめられるわけである。ぼくにもそういうことがあった。ある日、お母さんが今日の夕食はさんまといったのですけれどぼくはほんとうはさけがよかった。そしてぼくはうん・・・とこたえた。最初は「ニュージーランドでラグビーがはやっているからやる?とすすめられたので、うん・・・とこたえました。けれど、今は楽しくラグビーをしています。
講評 takeko
日本でがんばってますね!今月から、課題フォルダの4つの課題と字数750字を目標にしましょう。インターネットで送る場合は、まず作文をワードに書いて、それをマウスでドラッグして「ツール」というところをあければ「字数チェック」ができるので、1つの話題に対して、200文字くらいは書けないかがんばりましょう。
「要約」はよくできました!「体験実例」せっかく二つの例があるのだから、その二つでもっとくわしく、話題をふくらませてみよう。スカイタワーくんの最初の「うん」という返事は、どちらの場合も「ノー」が入っているんだよね。けれども、日本人なので、はっきりノーと言えなかった。というふうに、にている理由をもう一度書きたしてみよう。文章も、会話を入れて。長くした例を書いてみます。
ある日お母さんが言った。
「夕食はさんまだからね」
「うん・・・」
実はぼくは、さけのほうが食べたかった。しかし、長文にあるように、ぼくは日本人なので、はっきり「ノー」と言えなかった。
ぼくの「うん」には、実は「ノー」が入っていたのだ。
しかし、お母さんはそんなことには全く気がつかないで、さんまを焼いている。
ぼくがノーと言えなかったのは、せっかくさんまを用意しているのに、今さらさけと言ったら、お母さんがめんどうだろう、などと考えてしまったからだ。いわば、思いやりというわけだ。ぼくは、「まるで最初からさんまが食べたかったかのように、おいしそうに食べた」(「たとえ」の課題)実際、さんまでもおいしかったからまあいいが。
・・・
とこうなります。
「わかったこと」「日本人はなかなかノーがいえないとわかった」などとしめくくります。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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