低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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生物は工夫して生きている ブルーのインコ
昆虫の成功の秘訣は、大量にありながらほかの動物たちがあまり手をつけなかった葉っぱという食物に目をつけたところにある。なかには成虫になったらまったく食事をしないものもいる。このように昆虫は変態することにより、小さいサイズの短所を解消した。昆虫の生活は、まさにサイズと密接にかかわっているものなのである。<要約>
ぼくたちは三年生の時に、学校でカイコを飼ったことがある。<だいざい>ぼくは自ら生物係りになり、カイコの面倒を見ることになった。その時ぼくは、初めてカイコを見た。最初に見たときは「なんだ、ただのアゲハチョウの幼虫の仲間か。」と思った。ぼくは虫や動物は好きだが、あまり虫や動物のことは知らなかった。しかし、次の日にカイコを見てみるとなんと、昨日ぼくたちがあげた餌は、跡形もなく消えていたのである。その日から、ぼくはカイコが怪獣だということがわかった。餌を食べているカイコは、まるで、大食い王そのものだった。また、アゲハチョウの幼虫とは全くちがうこともわかった。<ひょううげん>
カブトムシの幼虫の食べ物は、成虫とは全く違い広葉樹系の腐葉土や朽ちた木を食べる。また、成虫の食べ物は幼虫とは異なり、木から流れ出る樹液である。特にクヌギ系の樹液に集まる。やはり、カブトムシも成虫と幼虫で、食べるものが違うのだ。
ぼくは、この長文を読んで、生物は工夫していきていることがわかった。<しゅだい>
講評 wao
ブルーのインコくん、こんにちは。今回は感想文でした。要約はきちんとポイントを押さえることができています。
似た話として、学校でカイコを飼ったことについて書いてくれました。「まるで大食い王そのもの」というたとえ、とても上手ですね。カイコを飼ったことのある人なら、誰もが実感することだと思います。エサと書いてあるから、人工飼料で育てたのかな? 先生の家のそばは、まだ桑の木があちこちに残っているので、学校でカイコを飼うときは、桑の葉で育てているようです。人工飼料で育てるのと違い、フンもいいにおいです。
昆虫を育てた経験があったので、今回の長文の内容はよく理解できたことでしょう。「生物は工夫していきていることがわかった」たしかにそのとおりですね。
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