国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   進歩の日々   ハッピーガール

 大分前からのことだろう。ラジオの解説者が「では皆さん、よい週末をお過ごしください」といったあいさつをするようになった。日本人が進んで取り入れた結果、「have a nice day」のような、休みを前にしてのあちらの人々のあいさつ習慣が増えた。ある言語がそれまで接触のなかった別の言語と接触するようになると、そこに相互の交流が生じ、双方の言語の中に相手の言語による変化がおこる。いま日本語は、日本の国際化という大変動の中で、外国語、特に英語という強大な言語から広汎で、しかもほとんど一方的な干渉にさらされている。日本があらゆる点で西洋の文化文明を取り入れたにもかかわらず、日本は結局雑種文化の国になることなく、世界に数例の少ない併存文化の国になった。
 私たちは、日本文化のように、自分なりに消化をして、物事を取り入れていくべきだと私は思う。
 第一の理由として、異質なものを取り入れる力がないと、進歩が無いからだ。勉強でも同じ事だと考えられる。中学生になり本格的に英語が始まった。正直言って、英語が使えなくても生きてはいける。だが、今の社会では英語の一つもできないと働いてはいけない。まずは、基礎基本を固める小学校では、国語を勉強する。それに+(プラス)して、中学校では英語をやる。母国語の日本語をさらに上達させたければ、まず世界を知ることが大切だと思う。そのため、英語を学習するのだ。このように、いろいろな好奇心が私達を進歩させていくのだ。
 また、第二の理由として母国のよさを見つめなおし、守っていくことが大切だからだ。日本人はよく海外旅行へ行く。日本とは違う生活、習慣いわゆる洋風というものを楽しんで、学ぶと、日本のよさがさらに分かるようになるだろう。日本人はこのように海外志向が強いにもかかわらず、「和風」という日本文化を守っているのだ。
 確かに、純粋な文化を守っていくのも大切だ。しかし「自国に対する賞賛が他国に対する軽蔑によって支えられているのであってはならない」という名言があるように、私達は自国文化の方法で消化したうえで、異質な文化を吸収していくできである。
 人間にとって、自分なりに何かを消化してまた何かを取り入れることは、自分を高めていくということだ。私もこれからたくさん勉強をし、自分を高めて生きたい。

   講評   inoko

 ハッピーガールさん、こんにちは。
夏休みは、部活が忙しいのでしょうか? 


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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