低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
ユージーンの温かさ えひな
アメリカにあるユージーンという町は、東京とちがって、見知らぬ人どうしでも、道ですれ違うだけであいさつするし、障害者がいても何も変わらない表情でときが流れている。一人一人に配慮をして、きちんとした大人と大人の関係が当たり前のように成り立っている。イギリスの児童文学作家、ローズマリ・サトクリフの本には、じぶんと普通の人々とを隔てる微妙な壁に気づいたといっている。傷つこうが、自分の責任で「苦境に直面する」、それを「傷つけられる権利」と呼んでいる。
たしかに、障害者を助けることはいいことだ。例えば、駅のホームで階段の前で困っている車イスの方。私が住んでいる岡山の駅では上に行く階段にはエレベーターが付いているが、下に行く階段には付いていない。しかし、学校からの帰りの電車に車イスの人いたときに車掌さんがわざわざ来て台みたいなものをひいて、降りやすくしていた。とても親切なことをする人が増えてきたなと思った。
しかし、自分の力で苦しいことを乗り越えることは大切だ。例えば、料理を作ることが好きな人は料理を作っているときに手伝われてもいやだと思う。難しくてできないようなところもあると思うが、そんなところができたら余計うれしくてまた料理に対しての思いが強くなっていくと思う。
たしかに、こう考えてみるとできあがった規則をなんとか守ろうとするよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道であるということばがあるように、お互いが助け合い、お互いが笑いあう社会を作ることが新しい未来を作ることになると思う。
講評 huzi
等身大の意見を、素直にわかりやすく表現できましたね。夏休み、いろいろな体験を通して、さらに成長してくださいね!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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