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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   勝手なしーちゃん   Hiro

 「あっまた来た。」
ぼくの家のベランダにはお母さんが勝手に名前をつけた、しーちゃんという猫がいる。しーちゃんは二週間位前から家のベランダに来ている。お母さんはとってもかわいいといっている。
 しーちゃんは、ちょっと前から走っているのをお母さんが見ていた。すると、だんだん近づいてきて、お母さんが鰹節をあげたら、パクパク食べていた。そうしたら、お母さんになついて、お母さんを見たらゴロンと横になる感じで、触ってもらおうとしていた。二週間位して、さかりが来たのか
「ニャーニャー。」
とよく鳴いていた。それから」三日間位続いていた。それを見た僕は、周りにオス猫もいないのにとても可哀想だと思った。しーちゃんは、洗濯物を干している時、隙を見て、サッと部屋の中に入る。賢いのか本棚と壁の隙間のしーちゃんが入れるぐらいの大きさの所で隠れるしーちゃんはまるで忍者のように素早く過ぎる。
 お母さんが以前、飼っていた猫は、ゆきといって、どんなことをしていたかときいたら、ソファの折り目の所で、足を伸ばして一直線寝ていたそうだ。お母さんが昔、泉北に近い所の団地に住んでいた時、お母さんが団地の周り歩いている時にゆきが
「ニャー、ニャー。」
と鳴いて
「こっち着て。」
という仕草をしてお母さんを連れて行った。そこには、ゆきのあとを着いて行った、メス猫がいた。でもその猫は死んでいたそうだ。
お母さんは、猫はいつも心の穴をなぐさめてくれると言っていた。僕にとってペットとは、家族がいない人でも家族の一員になる、だから、ペットとは、かけがえのないものだと思う。
 ぼくは、この作文を書いて、猫は無邪気な反面、賢い所があるということを学んだ。

   講評   kaki

題名の工夫と「自分にとってペットとは」の話ができたね。前より、とってもよくなりました。
毎回、感想文や作文を書くのに、頭をひねりながら、かなりの時間を費やしていたことでしょう。その成果は、確実に表れています。しばらく、言葉の森からはなれてしまうのは、残念ですが、たまっている課題をこなしていくことも大切なことです。また、ひと段落したらもどってきてね。心から待っています。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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