国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   金魚すくい   こんこん

 「ねー,私、金魚すくいやってみるから、ちょっと待っててくれない?」今日は5月3日で、祭りの日。私は一緒にいた友達に、
金魚すくいが終わるまで待っていてもらった。1回3百円でやれるところだった。私はまるで、腹ペコのネコのように、金魚すくいが楽
しみだった。どの金魚が良いか決めず、金魚が集まっているところをねらった。私は、金魚すくいなど、あまりやったことがないので、
自分では1匹しかすくえなかった。私が、1匹くらいおまけをしてくれないかな?と思っていると、金魚屋のおじさんが、2匹もおまけ
をしてくれたのである。ということで、合計は3匹になった。水槽は、昔飼っていた金魚の水槽である。
 名前は、橙色に黒ポツがあるから、黒のくに、ポツのぽで、「クポ」と言う名前。2匹目は。クポと同じ種類で、橙色の金魚。昔、私
が飼っていた金魚と似ていたので、久しぶりだと思い、「ひさ」。3匹目は、しっぽが2つに分かれていて、たまに頭が下になっていて、
私をビクビクさせる。そのことから、しっぽのシ、ビクビクのビ、頭のア、で、「シビア」にした。全部私が付けた名前である。私はいつも
名前で呼んでいる。
 私は、幼稚園の時から、小学3年生くらいまでの間も、金魚を飼っていた。その金魚も、お祭りの時の金魚だった。私が幼稚園児の時、
お祭りで、金魚すくいをやった。でも、幼稚園児だから、やっぱり1匹もすくえなかった。おまけなどなく、私は1匹も手に入れられな
かった。私がそのまま立っていたら、知らないおじさんが来て、無口で4、5匹すくった。そのときの私は、たぶん、おじさんすごいな、
私もこれくらい欲しいな、と思っていただろう。金魚屋のおじさんはその金魚を袋に入れ、そのおじさんに渡した。おじさんは金魚をも
らい、私にくれた。おじさんはきっと、私の気持ちがわかったのだろう。そして私は、嬉しかったに違いない。
 私は、なんでもいいからペットを飼うと、まるで手品のように楽しみが増える、という事が分かった。

   講評   hira

「腹ペコのネコのように」と思わずクスクスわらってしまいそうなたとえが考えられました。もちろんつかまえたら「おいしい」と食べるわけでないでしょうが(笑)、いたずらなかんじが上手くたとえられていますね。ちょうど夏にぴったりの素敵な清書になりました!


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