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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ユージーン清書   ムーン

ユージーン(アメリカ合衆国・オレゴン州)は、街の中に障害者がいることで、人の流れが変わらない街であり、そして、障害者と自然に向き合う街でもあった。車椅子を押す人が後ろにいるだけで、大人と子供のワンセットになってしまうこともあるが、おもしろいことに、電動だと後ろに人がついていないから、セットにしようがない。障害を一つの属性としてもつ人間を、人間として真っ直ぐ見ると、彼女の言う権利を我々は、「経験を積み重ねてゆく自由を持つ権利」と呼ぶ。障害がこの自由をどれだけ阻むかは、その時代のその社会が、障害者をどう位置付け、その中で人と人との関係をどうつくっているかで決まる。ユージーンの風はそのことを我々に教えてくれているのかも知れない。
だから、私達は、障害を持つ人に手を差し伸べていくべきである。例えば、信号機の無い横断歩道で、目が見えない人を、ちゃんと向こう側まで送っていくことや、高齢者と一緒に横断歩道を渡ってあげることなどである。そうしなければ彼らの権利は、灰のように消え去っていくからである。
しかし、障害を持つ人達が、自らの力でやり遂げようとする意思を尊重することも大切である。例えば、昔話の『桃太郎』でも、大事に育てた桃太郎を、鬼退治、という無理難題に立ち向かわせた。このように、『出来ないだろうから』といって守ってあげるより、『困難に立ち向かう自由』というものを与えてあげることである。
確かに弱者に手を差し伸べることも、自らやろうとする意思を尊重することも大切だ。しかしもっと大切なことは『私達の人生は私達が費やしただけの価値がある。』という言葉があるように、対等な立場で皆が一つの人生を歩いていくのだという姿勢だと

   講評   yuta

 夏休みの宿題は、順調に進んでいるかな? 計画的にやっていこうね!
       

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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