創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   心の眼 The Heart Eye   スーランスラケイ


全ての事が、科学的に証明できる。そう信じて研究している人がいる。かつて僕もその考え方に賛成であった。昔話のように非科学的な事はありえないと思っていた。科学的に全てが証明できると深く信じることや非科学的なものを固く信じる事は、どちらも間違っていないと思う。この科学的、非科学的。今回は、それらについて述べたいと思う。現に科学的な視点や非科学的に見れば、共通している利点や異なる利点が存在するのだろう。
 さあその前に、僕がなぜこれらのことを作文に書くのだろう。それらは単純である。長文『数年前、私はアフリカの』を読んだからだ。この長文の筆者は盲目である。そして長文で、筆者は眼を利用できる人と出来ない人の異なる点について書いてある。眼を利用できる人は何でも見えるため、何でも解ると思っていると筆者は書いている。しかし筆者は、眼を利用できない人々は『心の眼』と言う名の眼を持っていると述べた。いや、これは第三の目や第六感は無関係。『心の眼』とは眼以外の感覚器官を利用し「見る」事をするらしい。それには「優しさ」が必要と筆者が長文に表していた。(要約)下記は盲目の人々を「心の眼を利用できる人々」と書く。
 見る眼によって全てが変わる。蟻から見れば、鼠は大きい。宇宙から見れば、ヒマラヤ山脈は小さい。乳児から見れば、一桁足し算は難しい。原子専門大学教授から見れば、元素周期表暗記は(多分)簡単。では科学的の眼で見れば、何が視界に入るかは疑問ではないか。非科学的の眼で見れば何が見えるのか、探求する価値のあるものではないか。数学的に言えば、一回頭の常識の範囲を変域もなく、定数ではない「 」としてみよう。
 始めに科学的に眼を利用してみよう。科学的の眼について、考えてみよう「必ず」や「無曖昧」と言う言葉が思い浮かぶかもしれない。「アイスクリーム」と考えた人は一回涼しくなってから僕の作文の続きを読んでもらいたい。「必ず」や「無曖昧」を考えた?それはそうだ。数学の式みたいに、答え方はともかく、必ずある一つ結果になる。たとえばそれぞれ十グラムの酸素と水素の缶があるとしよう。酸素の缶を一つ、水素の缶を二つ持ち、中身を気体が逃げない容器に入れる。その後火を入れて、化学反応を起こしてみよう。必ず水があるのだ。牛乳にはならない。誰かがいつの間にか牛乳パウダーを入れた出来事が起きて無い限り、絶対、何が何でも水になる。(実例)科学的に物事を見ると確実性が高く、大抵その説明をすると、それなりに頭がいい人には理解できる。世界共通のものも多いのである。科学眼で見れば、色々なものが見え、現実性があるから、その方向から見るとすごくよいだろう。(第一の意見)
 読者の人や人々。次は一緒に非科学的の目を借りて世界を見渡そう。何が見えるかは、諸君それぞれ違う。僕は戦争の無い、平和の世界が見える。えっ?それは現実的に可能?いやいやいや、最後まで説明してない、龍が飛んでいたり、人魚が泳いでいたり、植物や動物がしゃべったり、雨の代わりにりんごが降ったり、といろいろある。非現実的であると思うかもしれない。非科学的であるが、非現実的ではない。全てが有りと考えれば、僕の見た世界は小さい。そして僕は何が言いたいのか?非科学的な事は人に夢を与えるということも時々あるが、全てのものに限りのある[範囲]があるのでは無く、無限大の可能性と言う希望や平等を主張したい。これはありえて、これはありえないでは無く、全てがあり。と言いたい。非科学的に広い範囲をくるくると見れば、可能性は無限である。(第二の意見)
 時計がチックッタック。僕が名言を記入する時間だ。これが僕の名言[豹に見えぬものは馬に見える](名言)この名言にはこんな成り立ちがある。豹は目が前にあり、肉食のため、ある決まったところに焦点を合わせ、それ以外の場所は見なく集中できる。しかし馬は目が横にあり、草食が理由で、敵の起こす波動に敏感で、広い範囲が見れる。ある日静かなトラックが来て、馬と豹を捕るとする。もし馬と豹が同じ速さで、トラックのほうが早い場合、豹のほうが先につかまってしまう。いわゆる豹を科学的な人として、馬が非科学的な人とする。豹は集中できるが捕まる。馬は集中できないが捕まらない。と言うことだ。
 最後に皆に報告したいことがある。最後まで読みありがたい。後もう少しで、僕の文も終わりだ。考えてみよう。目を閉じて、「心の眼を利用できる人」になってみよう。科学的であろうが非科学的であろうが、最終的にはどちらの方が人の心を優しく和ませ、どんな頑固な人でも納得してもらえるかが大切だ。(総合化の主題)
 みんな僕と一緒に心の眼を利用して、政界を平和にするのはいかが?

   講評   isimi

 とても長い感想文になりましたね。意見文のなかに、小説的な要素が盛り込まれ、スーランスラケイ君らしい文章でした。ただ、想像力が豊かなだけに、少し主題や意見が霞んでしまったのが残念です。書きたい内容を読み手にいかにうまく伝えるかということもテクニックの一つ、今度はそれも心がけてみてください。


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