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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   を   めめっち

読み終わって、かわいそうな話だなと思いま
した。どうしてかというとれいちゃんのかっ
ていたセキセイインコのピピッチがカラスに
食べられてしまったからです。読む前は表紙
の女の子が頭の上にのっているインコにリン
ゴをあげるお話だと思って買ったのですが、
まったくちがっていて少しショックでした。
 もっとも心にのこった場面はれいちゃんが
投げた石に当たって動かなくなったカラスに
向かってピピッチの思い出をたくさん話して
いた所です。こんなにピピッチの思い出を大
事にしているんだなとうらやましくなりまし
た。
 わたしはペットをかったことがありません。
でも。お母さんが小ザクラインコをかったこ
とがあるとおばあちゃんから聞いておどろき
ました。八年間かっていて、家族の一員だっ
たことやインコのかじったあとのあるノート
や本を今でものこしていることなど、いろい
ろな思い出を教えてくれました。そして、今
までペットをかわなかった理由は、死んだあ
とのかなしい気持ちをわすれられないからか
えないことをはじめて教えてくれました。
 でも、わたしはペットをかいたいです。兄
弟いないのでおこられたときになぐさめてく
れたりなごませてくれる相手がほしいからで
す。ペットをかってくれるなら、れいちゃん
のようにほしいものもがまんすると思います。
とても大切に育てたいです。同じ気持ちでれ
いちゃんもピピッチを育てたのかなと思いま
した。
大切なペット、ピピッチを食べてしまったカ
ラスがにくくなったれいちゃんの気持ちはペ
ットをかったことがないわたしでも少しはわ
かります。でもようすけくんが、れいちゃん
と同じようにカラスをにくまなかったことは、
とてもおどろきました。ようすけくんが「カ
ラスとピピッチは合体したんだ。」というと
は思っていませんでした。れいちゃんと同じ
で、そのカラスやっつけない?と聞くかと思
っていましたが、読んでええっ?ようすけく
ん何でこんなことをいったのだろう。とふし
ぎでした。
 れいちゃんが当たらないと思って投げた石
がカラスに当たって動かなくなったときはっ
としてこの先どうなるのかなと思いました。
もしかしてしんでしまったのかなとドキドキ
しながらページをめくりました。なぜならピ
ピッチもカラスも死んでしまったら、二回も
死をかなしむなんてとてもかわいそうだと思
ったからです。だからカラスが生きていて本
当によかったと思いました。そのことにはじ
めからわかっていた、ようすけくんは」まる
で天使のようなきれいな心を持っているんだ
と思いました。
 このかんそう文を書きながらいろいろ考え
ていくと、ようすけくんが言った言葉の「カ
ラスとピピッチは合体したんだ」の意味がよ
くわかったような気がしました。

   講評   souyo

 
 とてもよい読書感想文が書けました。私はこの本を読んでいませんが、めめっちさんの説明で、本の内容がだいたい分かります。「読む前は表紙の女の子が頭の上にのっているインコにリンゴをあげるお話だと思って買ったのですが、まったくちがっていて少しショックでした。」なごやかな話ではないことがすぐに分かりました。上手ですね。
 「ペットをかってくれるなら」の<<もしも>>、「まるで天使のようなきれいな心」の<<たとえ>>もきちんと入っています。自分はペットをかったことはないけれど、お母さんが子どものころの話を聞き取って書いていますね。内容に深みがでました。そしてお母さんの話をきいたうえで、そしてこの本を読んだ上で「わたしはペットをかいたい。」と意見を書いています。
 読書感想文も特別なものではなく、日ごろの項目が書けていれば、まったく問題なく書けることがお分かりでしょう。ふだんの実力が、すんなりあらわれた作文ですね。





自由な題名で書いたので、評価の「内容」が0評価になっています。

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