国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   役立たず!!でも本当は、役に立つ   背番号1

噴水は、飲めない水である。浴びることの出来ない水である。しかも、その水はただそこを循環しているだけであるから、何ものをも潤さない。言ってみれば、何の役にも立たないものなのだ。そして、それがいい。都市住民は、すべてが役に立つという環境に馴らされているから、目の前に突如として何の役にも立たないものが出現すると、それだけで文化的衝撃をうけ、深く困惑する。つまり、この困惑が新たな文化を創り出すのであり、噴水はそのためのものであろう。現在先進諸国の各都市では、経済活動から文化活動へいそしむべく、都市とその住民に方向転換を促しつつあり、都市の各所に「何の役にも立たないもの」を出現させることで、住民に文化的衝撃を与えることが、静かに流行しはじめている。ドイツのミュンヘンの街角に、コインの投入口のない自動販売機が出現したのは、まだ記憶に新しいところであろう。<要約>
 僕にとって役に立たないなと思うものは、運動会などで使われるゴールテープだ。あれは、一位の人だけ分かって他の順位の人は、ゴールテープが使えないから余り役立つものではないのだ。しかし一位の人は、すごく嬉しいと思う。なぜならゴールテープを自分が持っている、一位になったぞーと証明することができて表では、すました顔していてもマイワールド(自分の心の中)ではテンションがMAXになっているのだ。ようするにゴールテープというのは、まるで金メダルような価値があるのだ。なぜなら運動会では、メダルがもらえないからである。<体験実例>
 もう一つ役に立たないのは、ハエたたきである。あれは、ハエを殺すためにあるものだが実際、追いつきはしないその上殺すと気持ちが悪い<笑>、まさしく役立たずと皆思うかもしれない。しかしその各家庭にあって悪いという意味ではないが、役には立たない。しかし上京してきてハエたたきがないと実家に帰った時見るとああ懐かしいなあ子供の頃は、こんな感じでハエを追っかけたっけなんてことを思い出したりなど。
 この世には、役に立たないものは、売ってない。いくらその人が役に立たないと思っても家に置いてある間何かしら使い道があると思う。人間にとって役に立たないものは、この世には無く、外観は役にたた無そうなものでもいつかは役に立つと信じている人がいれば必ず素晴らしい力を発揮するのだ。

   講評   jun

 要約はうまくまとめましたね。
 役に立たないと思うものの例としてゴールテープとハエたたきを挙げたところはユニークです。でも、どちらもやはりあった方がいいものですよね。(笑)
 結びも明るくまとめたところがとてもいいです。

▲句点と読点の打ち方に注意しましょう。
                             

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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