創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   相対的、絶対的、または・・・   スーランスラケイ

 絶対的に物を見る。
 相対的に物を見る。
どちらの方が毎日の生活に役立つか....
と考え始めたのがある長文を読んでからだ。その長文の名は「視覚系は」だ。この長文は、目は物の大きさを理解出来なく、目はあくまでも相対的に使う道具だと述べている。そして実際のものを違うものと考えてしまうことがありえると作者が言う。この長文の中の例をとりあげるのならば、太陽と月の違いだ。太陽と月を見ると同じに見えるが、正確に調べるとあり得ないほど大きさに差がある。それ以外に『「絶対○○」と決めつける生物は、進化せず』、『正確で相対的に思考する生物は、進化していた』と作者が述べていた。(要約)
 相対的にみる。
 絶対的にみる。
どちらの方がよいか?研究することにした。
 まず『相対的』についてだ。相対的とはまず何だろう?
それは「物事が他との比べることにおいて、全体論ではかってみること。」らしい。例えば、肉体的な思考で考える場合の、「遠近感覚」についてだ。片目をつぶって見ると、自らに近い小さいものの方が、自らに遠い大きいものより大きく見える。もう一つの例えを考えてみよう。精神的にな思考で考えた場合の「特技や特徴」だ。友達など他人と自らの特徴を比べて、自分のほうが良いもしくは悪いと判断すること。いわゆる、人と自分を比べる事。それらの相対的な利点を話してみよう。相対的に生活する事は、自分を人と比べて、自分の短所やマイナスの基準ずれを見つけ、自分を周りの人よりも良くしようとする意志が生まれる。僕の場合、友達と五十メートル走の時、早いといわれている友達の、秒数を聞き、それを抜かそうとがんばる。それは、自分が相対的に理解できたので、五十メートル走のタイムをあげる努力ができた。(体験実例) この体験実例でわかるように、僕が相対的な考えができた場合、利点があった。これ以外にテストの点数も、自分の性格も、他の人たちの成功例や失敗例と比べ、他人を鏡とすることで、よくなったという利点があったと思う。これが相対的の良い所だと信じる。(第一の意見)
 次は「絶対的」についてである。まず絶対的とは何だろう?どういう状態なのか?それは「何とも比べたり、置き換えたり、制約をうけない様子」らしい。簡単に言えば、何にも惑わされずにある一点だけ集中したり、行動することであるかもしれない。例えばの話で僕の場合であったら、自分の夢だ。僕の夢は
一、宇宙飛行士
二、俳優
三、作家
四、最高の父親
である。全て、たくさんの努力と熱意の必要なことである。今まで友達や先生に無理と言われたことが何回かあったが、一回も自分の意志を曲げなかった。おかげで今まで四つの夢が叶うように頑張れ、夢を持ち続けることが出来た。(体験実例) このように絶対的の意識をしたことで、自分自身の個性が磨ける。他にも、どこかへ旅行に行く時には、計画をするが、絶対的にこれらを決めた方がしっかりと正確に実行することができる。自信につながる場合もあるかもしれない。これらが絶対的の良い所だと思う。(第二の意見)
 相対的と絶対的の利点はたくさんありすぎて、書ききれない。しかし一つを中心に行うと、いつか違う方を行うほうがよい場合がある。「空気を読み、それに従って人間のために何かが出来る人こそ良き人だ」(名言)が語るように、臨機応変に二つの相対的と絶対的を使いこなせれば「バランスの良い人」になれると思う。(総合化の主題)
皆「バランスの良き人生の旅人」になってみるのはいかが?

   講評   isimi

 奥行きのある意見文が書けました。項目も内容も字数も完璧にできているので、もちろん合格です。ただ、提出が少々遅かったので、次回からは気をつけてくださいね。人はややもすると、他人と比べて一喜一憂してしまいがちです。簡単にいうと、「あいつに負けた。」とか「今回はあいつに勝とう。」などという気持ちになりがちで、自分を評価する場合に他人を用いてしまうのです。でも、その良さ悪さをきちんとわかっていますね。それならば、安心です。これからも相対的、絶対的どちらをも自在により良く使い分けていってくださいね。


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