低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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高校1・2・3年生
僕が入るカプセル 背番号1
世界じゅう、どこに行っても日本人の旅行者たちは、身のまわりに、「日本」をもって動き回る。旅行者たちをとりかこむ小さな「日本」、あるいは、彼らが持ち歩く「日本」、それを、わたしは「文化的カプセル」と名づける。彼らがち歩く「日本」、それを、わたしは「文化的カプセル」と名づける。日本人は、日本文化を微分化した小さなカプセルの中に入って、そこではじめて、安心するのである。日本航空の客室は、そうしたカプセルのひとつであり、また日本人専用のホテルや観光バスもそれぞれに、「文化的カプセル」である。ではじめて、安心するのである。日本航空の客室は、そうしたカプセルのひとつであり、また日本人専用のホテルや観光バスもそれぞれに、「文化的カプセル」である。<要約>
僕の場合、上の文とは全く反対で新しいクラス、新しいチームすぐに仲良くなれるがそこに一年間以上滞在した場合、僕はカプセルの中に入り、そこから殻を破ろうとはしない。一言で言うとカプセルに入るまでの期限は一年間って言うと分かりやすい。まるで賞味期限みたいだ。(笑) <体験実例>
僕は、今年の十一月中学生のチームに早期生としていくことになった。僕の目指している高校に一番近い路線なのだ。だから今のチームとは、もうそろそろでお別れである。今まで仲良くしてきた後輩達ともお別れでそれが何よりも寂しいのだ。なぜなら、いつも土日しかない練習の中の休憩時間などで、必ず僕に今日の昼休み何する?とか一緒にお弁当食べよう、とか馬の鳴き声をリアルに真似してそれを僕の前で披露する後輩もいたり、虫が大の苦手でバッタやありなどを見ると凄い声で叫ぶ後輩もいたり、ドラマの主題歌を歌う後輩などユニークな後輩に恵まれて僕は最高だ。そんな後輩と別れるのは、寂しいのだがこれには、僕の将来というものがかかっているのだ。いつか自分の目指している将来にたどりつけたらまた会いたいと思う。それはそれでいいのだが、もうカプセルの中に入っているからそこになじむのが大変ではないか?と思う人もいるかもしれない。しかしそこには、今僕のチームからそのチームにいっている先輩がいるので大丈夫。その上市内学校の人は、結構知り合いが多くすぐに殻を破れると思う。
人間にとってカプセルの殻を破るということは、新たな人生の一歩踏み出すことになる。これからの僕の将来はまだ分からないが、多分これからまた色々なカプセルの中に入りまた出てまた入って出るという人生になると思う。
講評 jun
「カプセルの殻を破るということは、新たな人生の一歩を踏み出すことになる」とはそのとおりですね。人はみな、いろいろなカプセルに出たり入ったりしながら成長していくのでしょう。
中学生チームの早期生となるいぬま君。どんな新しい出会いが待っているのでしょうか。これからもがんばってください。
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