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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   切磋琢磨   スーランスラケイ

 ライバルを持つことはすばらしいことだと思う。
 ライバルは、悪い存在いわゆる敵ではない。親友がライバルの時もある。ライバルとは、ある一つ以上の事で自分と似たまたは同じ特技を持つ人で、相手と競り合うと言ったほうが良いかもしれない。例えば、運動会、体育祭、文化祭等では他のクラスの人々が努力と熱意であふれたライバルかもしれない。テスト、試験等では君の友達が恐ろしいライバルになるかもしれない。パン食い競争の場合、隣の人がお腹を空かしたライバルかもしれない。(笑)しかしもう一度繰り返して言うが、ライバルとは決して悪い存在ではない。ライバルのおかげでいい事が起きることがあるのだ。しかし逆のことが起きることもある。そうライバルのせいで自分が失敗することもあるのだ。ライバルの利点とライバルの欠点について話してみたいと思う。
 まずライバルを持つことの利点についてだ。一言で言うと、切磋琢磨できるということだと思う。つまりライバルがいることで長所がもっと良くなり、特技がもっと特別になる場合がある。例えば、君はライバルに負けたくないという気持ちを感じたことあるだろうか?それで負けないために自分の出来る限りの力を出してライバルに勝ったことはあるだろうか?そして自分のライバルがいないときに同じ事をしてみたら、同じ力を発揮出来なかった事があるだろうか?そこで、僕の体験談をしてみようと思う。小学校三年生の頃の事。僕は足はクラスの中で遅いほうであった。五十メートル走が十三秒代だった。しかし自分よりちょっと早い人に、競争などを挑んで、徐々に僕の足は速くなっていった。そして今年の体育祭の紅白リレーに、五十メートル走が六秒代として選手で出た。だれも僕が、十三秒代のぽっちゃりの男だったとは思わなかった。様々なライバルのおかげで、今学年トップ十に入っている。このようにライバルのおかげで、僕は、いい影響を受け、戦いに挑み、あきらかに長所をのばす結果となった。(体験実例)ライバルがいることで、自らと自らの能力が、切磋琢磨によって磨かれる。これらがライバルを持つことの良いところだと思う。(第一の意見) 
 次はライバルを持つことの欠点だ。ライバルがいたことで、友達が敵になってしまうかもしれないという現実がある。さて、君は次のようなことを経験したことがあるだろうか?ライバルがいい人だと思っていたが、ライバルの嫉妬で、いきなり冷淡な人に変わってしまった事。それとも反対に自分がライバルより、何かが出来なくて、ライバルに嫉妬するようになって、その後冷たい態度をするようになってしまった事。僕が小学六年生の学期末テストの時の事。すごい頭のいい友達がいた。しかしテストで、僕が悔しがり、勉強した結果、彼よりもちょっとだけいい点とってしまった。その時から
「ずるしたんだろ。俺のほうが頭良いから。」と僕に冷たく、淡い態度をするようになった。テスト時のライバル同士の競争が数年間の友情を引き裂いてしまった。(体験実例)このようにライバルがいると嫉妬が生まれることもある。嫉妬は強烈な物で、友情だって、愛情だって色々な物を割ってしまう。その嫉妬の始まりがライバルが自分に負けたのが理由であるとしたら、すごいライバルを持つ事が悲しくなると思う。以上がライバルを持つことの欠点だと思う。(第二の意見)
 ライバルの利点と欠点をそれぞれ述べたが、最も良いライバルの持ち方は「原子力は使い方によって、平和か悲しみを生む」(名言)と言う名言があるように、嫉妬を持たさず、ずっと平和な「仲間」で「敵」にしないように頑張れば、ライバルはすばらしいのではないか?(総合化の主題)さあ切磋琢磨開始!

   講評   isimi

 とてもよくまとまっています。体験実例も同じようなものよりも、今回のように目先を変えてみると、文章にめりはりがつきますよね。来学期もこの調子で書いていきましょう。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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