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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   季節感のある人生   キティ

最近では、身の回りで季節感を感じることが少なくなってきた。寒ければ冷房、暑ければ暖房。食べ物でも、温室で育てるなどという工夫がされ、季節外れの物も食べられるようになった。こんな生活で、どうしたら「季節感」を感じることができるのだろう。その方法を考えてみた。
 第一の方法としては、その季節に合ったファッションをすることだ。(複数の方法一)例えばこれからの季節に向けてだと、もうブーツを履いている人を良く見かける。周りの人の服装が変化してくると、何となくではあるかもしれないが、少しは季節を感じることができるのではないだろうか。また、私はもう部活を引退してしまったが、季節ごとのスポーツもいいと思う。夏休みに部員と共に頑張った練習は、私の大切な思い出となった。冬では、スキーなどのスポーツをすれば、きっと楽しいと思う。
 また第二の方法としては、その季節の詩や俳句を読むことだ。(複数の方法二)これからに向けてぴったりな俳句は、正岡子規の「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」(詩の引用)などだ。それにしても、季節感があまり感じられなくなった現在、季語を入れたい俳人にとっては苦難であろう。先日学校の授業で習ったのだが、「歳時記」という季語の辞典のようなものがあり、俳人はそれも参考にしながら俳句をつくるそうだ。俳人のためにも、少しでも季節感が味わえられるような世の中になればいいと思う。
 確かに、科学の発達は、人間に快適な環境をもたらした。病人やお年寄りが寒さに震えたり暑さに弱ったりする社会は決してよい社会とは言えない。(反対意見への理解)しかし、私たちはもっと季節感のある人生を送っていくべきではないだろうか。(生き方の主題)

   講評   koni



 新しい課題フィルダになりました。目標字数が「1000字以上」になりました。
今学期は、【伝記実例を使ったり詩の引用をしたりして実例に変化をつけよう。】を目標に頑張りましょう。

【●伝記実例 長文実例】【●詩の引用】をお勉強しました。自分の知っている伝記や詩を、うまくあてはめて書くといいですよ。

【第一段落】 状況説明ができました。続けて、生き方の主題を導き出していこう。現代の生活では、自分が意識していかないとなかなか季節を感じることが難しいね。しかし、鈴虫の鳴き声を聞いたり、コスモスが咲いているのを見たり、さんまを焼くにおいをかいだりしたとき、ふと心が優しくなるね。こういう機会を逃がさずに、季節感のある人生を私は送りたい。そのためには、どうしたらいいのか。と話を展開していくといいよ。
「寒ければ冷房、暑ければ暖房 →寒ければ暖房 暑ければ冷房」 逆になっちゃったね。

【第二段落】 一つ目の方法と体験実例を書くことができました。この段落は、とてもいい。ブーツを履いている人を見かけた話を書いたところがとてもいいね。スポーツで季節感を感じることもできるね。

【第三段落】 二つ目の方法と実例を書くことができました。幼少期は、幼稚園や保育園で季節を感じる歌をよく歌ったね。今の時期だと、「赤とんぼ」「どんぐりころころ」などかな。懐かしいね。考えてみれば、クリスマスや桜、海など季節を感じる歌もずいぶんヒットしているね。作詞家や俳人という人たちは、季節を感じるアンテナの感度がすばらしいのでしょうね。

【第四段落】 まとめは、よくできています。


 10月8日(月)は、祝日のため電話がありません。10.2週の課題に挑戦してくださいね。


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