創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   スポーツの勝ち負け、けんか   あいち

小学校の時、球技大会でサッカーをやる事になった。バスケとサッカーのどちらかの選択制で、サッカーは女子が圧倒的に少なく一チームしかなかった。
しかも、全員同じクラスなのでとても仲がよく、そのせいかサッカーの練習も皆で熱心にやった。勝ち負けという目標はたてなかったが、多分皆心の中で思っていた。試合当日。私達の試合の番になったとき、皆緊張していた。試合の相手がやけに強そうに思えて仕方なかった。試合がいよいよ始まった。私は、ゴールキーパーの前で相手からの攻撃を守る役だったが、相手の勢いに圧倒された。だが、他の同じ学校のサッカーのチームに応援されたり、アドバイスをもらって、頑張ることが出来た。相手のゴールを守っている人が倒れてしまい、私達のチームの子がボールを駄目元で蹴ったのが、ゴールに入り私達のチームが優勝した。とても嬉しかったし、他のチームの子も喜んでくれた。
確かに、スポーツにとって勝ち負けは必要である。勝ち負けがあるからこそ、チームが一丸となれるし、仲が良くなかった人でも同じ目標を持って活動をしているので、仲良くなることもある。今、体育の授業でバスケをやっている。が、それは成績をつけるテストのためにやっているのであって、試合に勝つという目標が全く無いので、つまらない。それに、そのために皆やる気がないので、練習しないので上達もしない。たまに、練習として他のチームと試合をやるが、そのときは結構楽しいと感じることが出来る。それに、普段やる気が無くても試合だけは、一生懸命頑張っている。だから、やはり目標を持つことや、勝ち負けは必要である。
しかし、勝ち負けにもマイナス面がある。勝ちたいという欲望が強すぎて、相手のチームに不快感を与えるような事をしてしまう。それは、相手にも自分達自自身も楽しくないと思う。ウサギとカメだって、カメには絶対勝てると考えたウサギが、カメにとって失礼な言葉を言ったり、自分は休んでいても平気だという行動をとったりした。結局、カメには負けてしまうが、カメはいい気味だと思ったろうが、途中は嫌な気持ちになっただろう。ウサギも負けて悔しかったに違いない。勝ち負けにこだわりすぎて、お互いの距離はもっと遠くなってしまっただろうと思う。
このように考えると、勝ち負けがいいとか悪いとかではなく、自分達が成長するためにスポーツをしているということが大事であると思う。勝つことだけに考えを持っていかないで、自分達がスポーツの面でもそうだが人間関係の面においても、成長させてくれる事を知って活動するべきだと思う。だから、勝つ事を目標にして相手の事を常識外で貶すような行動はとってはいけないと思う。「経験は、最良の教師である。」という名言にある通り、相手との試合という経験によって、自らを色々な面で成長させてくれるのだ。だから、優秀なスポーツ選手は良い体験もつらい体験の経験して、立派な記録を出したり、試合に勝つことが出来る。私も、練習中はつらい事もあったけど皆で沢山色々な経験をしたことで、偶然だったが勝つことが出来たんだと思う。

   講評   nane

 球技退会のサッカーの例は、面白い。そのときの光景が浮かんでくるようだね(笑)。
 第二段落で、勝ち負けを成績と結びつけたのはいいところ。
 第三段落の昔話は、あいちさんらしい雰囲気で引用しているね。ウサギとカメの競争で、勝ち負けがなければ、カメはウサギを起こしてあげただろうからね。
 総合化は、経験ということでまとめたんんだね。力作。
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