国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日3330 今日577 合計6473
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   ドングリの遊び方   おまつり男


「コロコロコロコロ……」
「あっ、ここにも。」
「コロコロコロコロ……」
僕は、学校の帰りに、ドングリを見つけました。そのドングリの種類は、クヌギでした。クヌギの実はまるっこいので、坂道を、
「コロコロコロコロ……。」
と、転がります。友達の●君はT字路を曲がらず転がるのに僕はどうしても曲がってしまいます。どーしてだろー?考えて見ました。すると投げる方向がずれていました。ちょっとかえてみるとまっすぐできました。
   
 お母さんに聞いて見ました。お母さんは、僕が小さい時に、まるでみんなに分けられるくらいたくさんスーパーの袋にドングリをつめてきてやじろべやこまを作って遊んでいたそうです。けれど、妹などの女の子はドングリご飯とかおままごとに使うそうです。男と女ではずいぶん遊び方が違ってふしぎでした。

 ちょっと本で調べただけでドングリの種類がわかってよかったと思いました。もし今の僕もひまだったら昔みたいにドングリを集めたい気もしました。今だったら中を削ったりだれが一番に60個集められるかを競い合うのになー……。

   講評   siro

 おまつり男くん、こんにちは。どんぐりを見つけたことが書けました。今の時期、ふと道端を見るとどんぐりが落ちていますね。いろんな種類のどんぐりがありますが、おまつり男くんが見つけたクヌギの実はよく転がるから子供たちに大人気ですよね。でも、転がして遊んだりするのは男の子が多いのかな。女の子たちはおままごとに使ったりするのですね。お母さんから聞いた話では、その違いがよく説明されていました。
 がんばりましたね。

 主題の項目「動作情景の結び」ですが、これは作文の最後の文を「動作」あるいは「情景」にするというものです。今回の作文なら、例えば、「『あっ、ここにもどんぐり!』そう叫んだ僕は、見つけたどんぐりを拾った。」などで終らせることができますね。「拾った」などの動作(動き)を最後に入れましょう。
 たとえの表現は、「まるで風船のようにパンパンになるまで袋にどんぐりをつめた。」などとつかうとよかったですね。


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)