国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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けんかはよいか(感) べっきいい
私は、けんかはないほうがいいと思う。理由は二つある。一つ目は、けんかをしている間ずっとお互いに嫌な思いをするからだ。二つ目の理由は、けんかをしている間は友達が減るし、人をうらんでいることになるからだ。だから私はけんかはないほうがいいと思う。でも、けんかはしたくないと思っていても人間同士生きていくうちに必ず起こってしまう。私はなるべくけんかは避けるようにしている。もししてしまったとしてもすぐに仲直りをする。しかし、たまにすぐに仲直りできないこともある。それは友だちの方から裏切られたりする時だ。私は約束を理由もなく破ったり裏切ったりする人が一番大きらいだ。そういう人は絶対に許さない。そういう時は向こうから誤ってくるまで許さない。ひどい場合は誤られても一回では許さない時もある。でもやっぱり友だちだからいつかは必ず仲直りをする。
確かに、けんかは絶対に起こらないという事はないが、私はいやだ。少しでもそういうようなお互いにわざわざ嫌な思いをしたり憎みあったりする必要はないと思う。でも、けんかが起こっていい場合もある。それは、けんかをした相手のことが今までよりもよく分かったりけんかをして仲直りしたあとより絆が深まる時もあるからだ。それに、けんかをしている間他の友だちを探して作ることもできる。そしたら、また友達が増える。もし日本が太平洋戦争をしなかったら多分今も戦争をする国だっただろう。
けんかでは起こっていい場合もたくさんあるが、私はできるだけしたくない。(笑)せっかく今まで仲良かったのに、けんかをしたらだいなしになってしまうし、お互いに嫌な思いをしながら憎みあわなければならないからだ。
講評 nara
テストは終わったようだね。お疲れ様。テスト前で、電話での説明がゆっくりできなかったから、キーワードの確認をもう一度しておくね。
今回◎にならなかったのは【題材】と【表現】だ。
【題材:データ実例/長文実例】学校の授業で時間制限をして、作文を書くときにはできないけれど、家でじっくり書くときには、参考資料を引用してより詳しい説明を心がけよう。参考資料の一つが「データ」であり、「長文実例」ということね。データなどの数字は暗記することはないので、「使えそうなデータはないかな。」と探してみるようにしよう。「Child Research Net」というHPに参考になりそうなデータがたくさん出ていたよ。
【表現:名言の引用】これも、データや長文実例の引用と似ていて、名言を使って、ベッキーちゃんの意見を補強するということが目的だと考えるといいね。
→ 「人間というものは、結果から事のよしあしを判断する。」という名言がある。けんかをしてもそれが結果的にいい人間関係を築くことになればいいのだ。
こんなふうに引用できそうだね。
今回、反対意見への理解がいい。確かに、ケンカをしたことで学ぶこともたくさんありそうだね。ベッキーちゃんは「ケンカはよくない」という主題で書いているけれど、この反対意見「いいケンカもある」の方がより詳しくて説得力があるから、こちらを主題にしてもいいくらいだよ。「ケンカをして学んだこと」は、本当は「ケンカをしないでも気付かなくてはならないこと」なのかもしれないね。
「誤る」は「謝る」の変換ミスだね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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