創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

昨日2426 今日1891 合計54227
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   遊びとは・・・   ミスターカービィ

 「わあっー、きゃーきやー。」
ぼくは、夢中で走り出した。ぼくは、今、氷鬼をしている。
 みんなには、自分の好きな遊びがあるだろう。ドッチボールにかけっこ、サッカーと色々あるだろう。僕の一番好きな遊びは、氷鬼(こおりおに)だ。氷鬼は、普通の鬼ごっことやり方は、ほとんど同じだ。だけど、氷鬼は、鬼にタッチされると、氷付けになったように動けなくなり、仲間(鬼以外)にタッチされるとまた動ける、というところをプラスしている。もちろん、どこかへ逃げながら隠れるというのもありだ。ぼくがこの遊びが好きな理由は、どこかに隠れたり、思いっきり走って逃げるのがハラハラドキドキするからだ。 ぼくは、この遊びを毎日、昼休憩にする。この遊びは、僕たち五年生が最も面白いと思える最高の遊びだ。そのため、30人もの大人数でする。
 僕の兄にも面白い遊びがある。兄が好きな遊びは、キックベースという遊びだ。キックベースとは、野球のサッカー版だ。兄は、これを昼休憩にしていたそうだ。ぼくも、この遊びは、やったことがある。 この競技は、野球のグラウンドの本塁、一塁、三塁の三角ベースで 行い、投手が転がすボールを打者が「キィーック!」と叫びながら蹴り、得点を競い合うゲームです。兄がこの遊びを好きな理由は、攻撃(バッター)するとき、ける所だそうだ。ぼくは、試合が楽しいんじゃなくて、けるのが楽しいなんて、変わっているな、と思った。
 ぼくは、遊びとは、どんなときでも人の心を変える薬だと、分かった。例えば、ある日の朝、両親とけんかしたとする。でも、その日遊べば朝けんかしたことなんて忘れるだろう。遊びは、薬なのだ。
 「わあっー、きゃーきゃー。」
今日もぼくの元気な声が真っ青な空に響いた。






   講評   kira

 ミスターカービィくん、こんにちは。遊びは元気のもとなんだね。
● 書き出しの結び/作文
 遊びは、元気な声のこだまでもありますね。思いっきり、お腹から声を出すから、すっきりするのもありますね。
● 前の話聞いた話
 氷鬼というおにごっこが楽しいのですね。鬼につかまると、凍り付くわけですね。逃げると隠れるの両方が楽しめて、そのスリルに心が揺さぶられるのですね。
 お兄さんは、キックベースという野球とサッカーの両方の楽しみ方ができる遊びが好きだと教えてくれましたね。遊びには、そんなふうに、よくばりな新ルールがつくれるから面白いよね。
● たとえ● ことわざの引用
 「氷付けになったように動けなくなり」とおにごっこのようすをたとえました。これが遊びの名前にもなっているなんて、ユニークですね。
● わかったこと
 「遊びとは、どんなときでも人の心を変える薬だ」と結論しました。良薬は口に苦しといいますが、この薬はよく効くうえに甘くておいしそう。最高ですね。


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)