創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   子どものころ、わたしはを読んで   とみた

 「『ノー』ということばは、ときとしてたいへん言いにくいことばであるが、言いにくいからといって、言うべきときに、言わないでいると相手に思いもよらない迷惑をかけることがなる。ことに、まだことばの生活にじゅうぶんなれていない少年や青年の頃には言いにくい。そのために、卑屈な態度になりやすい。」
 この文章を読んだとき、僕は、ある体験を思い出しました。その体験とは、こんなものです。僕が宿題を忘れたとき、先に理由を先生に言うと、「忘れました」と言おうとするといろいろ質問されなかなか「忘れました」が言えなくなってきて、最後には悪い雰囲気になってしまい、心がどうもいい気持ちにならない。といういやな思いをした体験です。みなさんも、このように気まずい思いをしたことがあるのではないでしょうか。そして、ぼくはそれから、先に謝るようにこころがけています。なぜなら、こういういやな思いをしたくないし(先生もそう思っているはず)、先にいいわけを言うのを繰り返すとそのうち自分にもうそをつくようになってしまいそうだからです。僕は、じぶんにうそをつきたくありません。
 ぼくが、この話を読んで分かったことは、人間というのは、言葉の使い方により、気持ちが良くなったり悪くなったりすることがあることが分かりました。

   講評   inoko

 とみたくん、こんにちは。
謝る、頼む、断る。この三つは、難しいものです。正直に自分の気持ちを伝えようとしても、なかなか言葉が出てこない。相手の気持ちを考えたり、自分を守ろうと思ったりすると、ますます身動きが取れなくなる。そんな経験は、誰にでもあると思います。でも、勇気をふりしぼってみると、その結果、思いのほか大変なことではないということもありますね。案ずるより産むが易しだったと感じる瞬間です。この勇気を持てるかどうかが鍵なのです。
☆ 多くの似た話がみつかりそうな長文でしたね。とみたくんがあげた体験は、まさに長文のないようにぴったりのものでした。気持ちの動きが、きちんと書かれていますね。できれば、もう一つ体験実例をみつけてみましょう。言いにくいことを言ってうまくいった話。また、お母さんなどに体験談を聞いて、聞いた話として書いてみるのもいいですね。


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