創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   勝ち負けとは   かいえ

私はスポーツが好きでよく市が主催するコミュニティーのチームに参加している。最近はテニスに興味をもって、二週間に一回ぐらいの程度でテニスコートに行って家族とテニスをする。まだテニスのルールを分かりきってないのでボールを打ち返しているだけだ。テニスを本格的にやっている人にとってはとてもつまらないことかもしれないが、私にとってはとても楽しく時間を忘れることができる。しかし私は弟とやるとどうしても負けたくないという気持ちが強くなってしまって、勝ち負けにこだわってしまう。そして私は弟がミスしたりるすとガッツポーズをしている。でも逆に私が失敗するときは腹が立ち、上手になりたいと思う。勝ち負けがあると自分からもっとうまくなろうと思えて頑張れるのではないのかと思う。

確かに、なににでも勝ち負けをつけるのは良いことではない。例えば喧嘩。喧嘩で勝ってもなんのメリットもないのに勝ち負けをつけられたら負けたほうはあまりいい気分ではないだろう。そして「勝った」ほうは「負けた」方を見下すだろう、そしてまた新たな喧嘩を生んでしまうのかもしれない。私は負けず嫌いでささないことでさえ勝負だと思ってしまう。テレビゲームをやっているときなどはただ負けたくないという一心で夢中になってやってしまう。そして勝つと弟をけなして、いい気分になろうとしてしまう。しかし後で、なんのメリットがあるのだろうとむなしい気持ちになる。相手より上になろうとするための勝ち負けは必要ないと思う。

しかし勝ち負けには良いこともある。スポーツなどの勝ち負けは必要である。スポーツ選手たちは相手に負けることによって今までの2倍頑張れる。例えば童話の「さるかに合戦」。
勝ち負けとは少し離れているが、小かにたちは親かにが死んでしまうことで猿を他の仲間たちと協力してこらしめる。小かにたちはしいていえば「負け」の方で猿が「勝ち」サイド。子かに達は親のための仕返しで猿をこらしめる。そして最後には悪いことをした猿はこらしめられてハッピーエンドになる。

勝ち負けがあることで、人は次に頑張ろうという気持ちになれる。しかし楽しむということも大事だ。スポーツは勝つことがすべてではなく、楽しむことも必要だと私は思う。好きではじめたスポーツも勝敗を優先していたら、なんでやっているのだろう、と思ってしまうかもしれない。また楽しむことを1番にしてもなかなか上達しないし途中でおもしろくなくなってしまうかもしれない。私が思うに、一番いいことはふたつをうまく両立することだと思う。半分半分にすれば、楽しめるしそして上達もする。天秤のように、どちらかにかたよっているのではなく、同じくらいの重さを両方においてあげるとちょうどいいのかもしれない。


   講評   ogi

 初めての課題である〈総合化の主題)ですが、とてもよくまとまっていますよ。 勝つことも、楽しむことも大事で、それを天秤でつりあうように両立する、という意見は、スポーツの楽しみ方を知っているかいえさんならではのものですね。
 第2段落では、「相手より上になろうとするための勝ち負けは必要ない」という意見がとても良かったです。つまらない喧嘩の勝ち負けは、何も生み出しませんよね。
 第3段落では「勝ち負けがあるからこそ頑張れる」という意見によく合った童話実例を見つけられました。「協力して勝つ」という意味でも、これはスポーツの勝ち負けにピッタリの実例ですね。

 字数も目標の1000字をクリアしました。この調子でがんばりましょう。次回はまとめに名言の引用も入れてみましょう。
 現地校のテストもがんばってね。

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