創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   10.3途中   本因坊

 日本は、素晴らしい手仕事の国である。しかし、今、日本で機械で作られた物が少しずつ増えている。世界でも手作りの品がよい品とされてきているので、日本ももう一度手仕事を増やしたほうがよい。(要約)
 手作りの品と、機械で作られた品……。一体、どういう違いがあるのだろうか。まあ、違いなんて、一目瞭然だろう。一目見れば、違いなんて分かるだろう。手作りは所々が下手で、機械で作ったものに対して壊れやすい。それに比べて機械製品は、頑丈で、本物そっくりに出来ており、あまり面白くない。なぜなら、いくつも同じ物を大量生産するので日本中どこもかしこも同じものがある。自分だけのもの、とはならないのだ。
 さて、手作りの品といっても、あまり無いだろう。母の手作りの帽子や洋服・セーター。よくよく考えてみると、あまり無い、いや、全く無い人もいるかも知れない。こんな手作りの品、昔から日本人は得意だった。つまり、器用な人の集まる文化なのである。箸、お手玉、折り紙、寿司、まだまだ沢山日本人の得意なものがある。外国は機械での大量生産だが、日本は数少なくなってきたがまだ、箸作りの職人はいる。そして、値段は高いが、時々店頭に置いてある。ごく稀に、「職人が作った箸なんか、同じ人が作ったんなら同じさ。」と言う人がいるかも分からない。しかし、全部違っている。上出来のものもあれば、使った瞬間折れるような失敗作もある。どっちにしろ、全て違うのだある。こんな所も、手作りの品の良い所の一つである。ところで、何か遊べるような物を、また、マフラーや服などを、自分で作ったことはあるだろうか。無くても仕方が無い。(折り紙はあるだろうけど)自分で自分だけの何か、物を作るチャンスなんか滅多に無いことだから。けれども、こういっている僕は何故か分からないが、そのチャンスが多い。家にあるガラクタを自由に組み合わせて遊び道具を作ったりもする。今でも思い出に残っている№1がマフラーである。よく分からない凸凹したものに毛糸を絡みつかせていく。すると、知らないうちに、長い長いマフラーが完成するのだ。その国々の特徴が多く出ている手作りの品。もっと手作りの生産量をふやして、日本をもっと特徴的な国にして欲しいと思う。それでは、外国にも目を向けてみよう。ヨーロッパやアメリカでは買い物をし、包装紙をつけて欲しいと言うと、日本人と違い、包装紙をぐちゃぐちゃにしながら包装をしていく。まるで赤ちゃんがケーキをぐちょぐちょにするように。すると、日本人は不器用だなあ、と思う。しかし、世界ではこれが普通なのである。つまり、日本が器用すぎ、と思う訳だ。これも、ナイフ・フォーク・スプーンと箸の差だ。フォークなんか、単に食べたいものに突き刺し、口に運べばいいだけである。こんな違いが、器用か不器用かの違いになるのだろう。
 今度は機械製品の良い所。それは三つの言葉で終わるだろう。①安い ②綺麗 ③作るのが簡単 この三つだ。スイッチをガチャンと入れればベルトコンベアーが動き出し、目にもとまらぬ速さで部品がつけられ、あっという間に完成品が箱詰めされる。

   講評   nane

 要約は、文章全体の字数のバランスで考えると、もっと増やしてもいいよ。4分の1ぐらい書くとすれば、200字ぐらい。
 第二段落の実例の部分は、考えながら長く書いてしまったようだけど、ここは、あらかじめ書く内容をしぼって、中心となる体験実例をくわしく書いていくといいよ。
 手作りの思い出というのは、例えば、夏休みの工作などであるでしょう。自分のしたことが、いちばんよく書けるからね。
 そして、第三段落に、機械作りのもののよい面とよくない面を、これも具体的に書いていく。実例を見つけるのが難しいけど、芸術作品などは手作りの最たるものだから、そのあたりで何か考えてみよう。
 一応まとまっているけど、時間があれば、また追加しておこう。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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