国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
大切なプレゼント ちび丸あん
『他人から尊重されるためには、まず自分で自分を尊重できなければならない』という名言があるとおり、自分で自分の名前に誇りをもち、大切にしていかなければならない。(是非の主題)(名言の引用)今までもこれからも、ずっと一緒にいる名前という『自分』に感謝をしながら人生を歩んで生きたいと思う。
講評 nara
自分の名前の由来を聞いたときのくすぐったいような気持ちは、一生大切にしたいね。自分がまだ世の中に誕生する前から、自分の誕生を待ってくれた人がたくさんいる、その思いが形になったもの、それが名前なのだね。
人気の名前や流行の名前というものは、確かにあるようだ。自分と同世代・親の世代で、人気の名前があるのだね。例えば、今の大人たちからすると、「マリア」「エレン」などの名前のおばあちゃんというと、何だか変な感じがするかもしれない。だけれども、マリアちゃんやエレンちゃんがおばあちゃんになるころには、そういう名前のおばあちゃんがたくさんいるということだものね。名前というものには、身内の思いだけでなく、時代も反映しているわけだ。第二次世界大戦中に生まれた人たち・終戦直後に生まれた人たちの名前も調べてみるとおもしろいと思うよ。
同じ名前の人がいるといやだなぁ、という気持ちはわかるよ。先生と同じ名前の人がクラスにたくさんいたからね。だけれども、ここでもう一歩考えを深めよう。個人的な気持ちはさておき、同じ名前のあの子も、生まれた時にいろいろな人の思いを受けて、この名前を授かったのだ。単に「一緒だからいやだなぁ。」というだけでなく、それぞれが自分の名前を大切にしていけるといいな……と思えるようになるといいね。
【参考】言葉の森HP→数字の草(データ集)→「名前」で検索
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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