創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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名前は自分の宝物! えねき
「ぼくの名前の由来ってなぁに。」
「○○のは、優れて、栄えるという意味だよ。」
「へぇ。」
ぼくの名前は○○だ。漢字で書くと●である。意味は、「優れて、栄える」だ。私は、この名前がいいと思う。日本に良くある「じゅん」と言われるのが、なんとなくうれしいからである。誰が付けてくれたかというと・・・・・・知らない。名前屋さんでつけてもらった名前だからだ。(この話から、名前屋さんという、不思議な店があるということが分かった)
私は、父にどうやってこの名前になったのか聞いてみた。私が生まれたとき、男の子だということで、特別に、名前屋さんにつけてもらった。名前屋さんに行ったのは、おばあちゃんで(父方の)、持ってきた名前は、「●●」と今の「○○」だった。それぞれ、特徴がある。「●●」は、ソウル大学に行ける名前だけれど、そんなに豊かな生活はできない。「○○」は、ソウル大学には行けない名前だけど、とても豊かに生活できる、という特徴だ。父が「○○」の方を選んだので、「○○」になったという。しかも、母が名前に「●」がつく名前はあまり好きではないというのだ。
家族の名前の由来についても聞いてきた。まず、母から。母が生まれてきたとき、女の子と聞いて、みんな、がっかりした。この時代には、女子は好まれない時代だった。そのため、だれも名前をつけてもらえなかった。そこで、しょうがなく、母方のおばあちゃんが、名前屋さんに行ったのである。ようするに、私と逆の理由で、名前屋さん行ったのである。名前屋さんでもらった名前は、「◎」である。後ろの「ナ」はかわいいという意味がある。前の字はそのままで、銀である。なので、銀のようにかわいい子、という意味だ。
今度は、姉だ。姉が生まれてきて、名前を決めよう、というとき、手をあげたのが、母方のおじいちゃんであった。名前は、〇で読み方は、「ア〇ム」である。意味は、とても難しくて、前の字は、母の字を一つとって、後ろの字は藍色の藍。この藍という字が、とても凄い意味がある。藍色は青色から作るから、母から生まれた子をあらわしている。ようするに、藍色が姉で、青色が母である。しかし、青色より、藍色のほうが、色がきれいなので、母よりも良い人になりなさい、という意味だ。
最後に父だ。父の名前の由来は・・・・・・分からない。しかも、本人までも覚えていないのに、私が知れるわけがない。最初、父が「分からない。」と言ったときは、わざと分からない、と言っていたように聞こえた。だいたい、父の名前にどんな意味があるのか、考えられない。なまえは△で、読み方は「ゼ△ン」。いったい、どんな意味があるのか知りたい。
人間にとって名前とは、自分にしかない宝物だと思う。なので、私の名前を付けるのにかかわってくれた人たちに感謝すべきだと思うので、感謝する。だから、他の友達を名前でからかうのはこれからはやめようと思う。「ふぅん。そういう意味があったんだ。」
「まあね。」思わず自分の名前の由来に感心してしまった。
講評 jun
今月も力作がそろいましたね。
11月もこの調子でがんばっていきましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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